考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

進研ゼミを退会、そして進研ゼミの振り返り

 

長い間お世話になった進研ゼミに、ついに退会の電話をしました。

 

進研ゼミに入会したのは1歳の時だったので、子どもの人生ほぼ進研ゼミと共に歩んできたと言ってもいいくらい、毎月毎月届く教材を楽しみにしてきました。

うちは転勤が多かったので何度か転居の手続きをしたのですが 、転居先にいつもの教材が届くとそこだけは何も変わらない日常的を感じて安心したのを覚えています。

 

小4の時に色々問題のある担任に当たってしまい、各教科の教科書が最後まで全然終わらなくて(学年の最後に大量の未実施のカラーテストを持ち帰らされて同じクラスのママ友と震えてました)学校の勉強面で不安があった時も、「進研ゼミをやってるから大丈夫だよ」と言った子どもの顔が忘れられないです。

中学に入ってからもペースメーカーとして引っ張ってもらいました。

 

そんな進研ゼミともいよいよ別れの時を迎えました。

 

理由は、子ども自身が考えて自分に必要な勉強ができるようになりペースメーカーはいらなくなったことと、希望している高校に合格できた場合、入学前から入学後も課題の量がものすごいそうなので通信教育には手が回らないと思われたからです。もちろん必要とあらばまた再検討はあると思いますが一旦区切りをつけます。

 

電話で引き留められるかなと思ったのですがそんなことはなくて、もしよろしければと理由を聞かれたのと、今止めるよりも4月号まで継続してそこでやめた方がお得という説明だけ聞きました。

進研ゼミをやったことのある人ならわかると思いますが、4月号って前年度の復習教材や年間で使える特別な教材などがあれこれついてきて一年の中でコスパが一番いい月なんですよね。

でも電話で応対していただいた方にも言われたのですが、うちの子が取っていた最難関コース受講の子だと中学の復習や要点まとめなどは基礎的な教材は必要ないかもしれないですねと。

おお、なんと正直な。

なんとなく進研ゼミってガンガンきそうなイメージなんですが、(実際ガンガンくる電話ももらったこともあるんですが)、今回の電話対応といい、2度ほと相談させてもらった受験相談ダイヤルといい親身に応対してもらえたなと思いました。相談ダイヤルは受験情報を色々もらえたり志望校のアドバイスもらえたのは、塾なし勢としては本当に助かりました。

 

進研ゼミの凄さは、小1からの見事な仕掛けだったと思います。

少しずつ伸ばしていく家庭学習時間、そして解説を読み解く力。

これを小さい時からスモールステップでゆっくりゆっくり身体に染み込ませる。

小学校の低学年の時に「あんな簡単な問題、うちの子は1日で1冊終わっちゃうわ」「市販のドリル買った方がよっぽど安い」と言ってやめてしまった人、私の周りでは多かったのですが、途中でやめてしまった人にはわからない、本当の凄さは小学校高学年ぐらいで私ははっきりと気がつきました。あーこういう事だったんだって。

息をするように勉強習慣がついて、気がつけば市販のハイレベルの問題集も解説を読めばどんな問題も理解できるようになっている。「人の説明聞くなんて面倒臭いよ、読めばすぐわかるし」こんな風に育っていきました。

正直言えば、進研ゼミのみで難関公立高校は大丈夫とは思ってないですが、でも勉強の基礎体力をつけることや勉強の体幹を鍛えるような部分ではおおいに役立ったと思います。

 

子どもは中3の11月ぐらいまで進研ゼミをキチッと全部やっていました。ちょうど最後の内申がでる定期テストぐらいまでですね。それ以降は、判定模試のような提出課題はやっていましたがあとはほとんど手をつけませんでした。

うちの場合、住んでる地域の高校受験対策問題の塾教材(中古を購入)や地域の模試会社が出版している受験対策の教材、全国高校入試をやりたいということだったので、もう進研ゼミは横に積まれてるだけでした。受験対策問題だけはやればいいのにと思っていましたが、秋から冬の平日の勉強時間が思うように伸びず(本人の集中力が続かなかった)時間的に無理でした。

 

入試直前3ヶ月の仕上げには全く使いませんでしたが、でも進研ゼミやってきて本当に良かったと思ってます。やめる時は子どもも「もう届かないんだね」とちょっとさみしそうでしたが。

まぁ退会してもこれからDMは沢山届くと思いますが、っていうか既に高校講座やエベレス のDMがきてます。(笑

にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(自宅学習組)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 受験ブログ 受験生の親へ
にほんブログ村