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塾なしで大学受験まできた子の日々や過去をふりかえるお話

小学生の時の勉強(1)

 

先日、コメント欄に小6のお子さんを持つお母様から、小学校時代の科目の先取りをどのようにやっていたのか記事にしてほしいというリクエストを頂きました。

私自身も子どもが小学生の時に、中学、高校の情報が欲しくてネットを使っていろいろ探していたので、このブログが小学生のお母様の目に留まってすごくうれしいです。

今日はそのリクエストにこたえる形で、小6の頃の子どもの勉強のことを思い出して当時のことを書いてみようと思います。

 

 

小学6年生の秋は、(中学入学まであと半年、中学に向けてどんな準備をしようか)と意識する時期だったように思います。

確か進研ゼミからも1月から始まる中学準備講座の案内がバンバン届いていたような記憶が。進研ゼミは、1月から契約スタートの人も多いので、契約更新(講座を解約させない)ためにも1月からの魅力的な企画は例年のことですが。

 

まず、勉強のベースとして進研ゼミをやってました。

ここのブログでも何回も進研ゼミのことに触れていますが、1歳から中3まで子どものそばにはいつも進研ゼミがありました。

 

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

 

小学校時代は、朝、学校へ行く前にやっていることが多かったです。

うちは小学校が近く、8時過ぎに家を出ればよかったので比較的朝は余裕があり、学校へ行く前の朝の15分ぐらいでチャレンジをやっていました。赤ペンをやる日だけは夕方だったと記憶してます。

 

中学の時もそうだったのですが、小学生の時も進研ゼミは学校の授業の進度のことは全く考えずに、送られてくるテキストを淡々とやっていました。なので基本的に小学校の時も授業の予習になってました。

fumiax.hatenablog.com

 

進研ゼミ以外は何をしていたか?

 

小学校5年の夏ぐらいから小6の2級を受けるまで、漢検の勉強はほとんど途切れることなくやってました。

fumiax.hatenablog.com

ちょうど4年前の今頃、小6の10月は準2級を受けていたので、準2級対策の勉強をやってました。前の記事にも書きましたがやっていたのは平日の夕方30分ぐらいです。

 

小学生の時に漢検2級までとって良かったという話は以前にも書きましたが、最近子どもともそんな話をしていました。

中学時代、定期テストも高校受験の時も自宅で漢字の勉強を一切せずにほぼ漢字問題は正解していたのですが、現在の高校でも定期的に大学受験向けの漢字のテキストを使っていて、そこから小テストをやっているんだそうです。

それを私が知ったのはつい数日前でした。「明日、漢字テストなんだよな」なんて急にぶつぶつ言ってるので、「え?漢字テストもあるの?」(英単語や古文のテストは毎週あるというのは、4月から聞いていましたが漢字テストも同じようにずっとやってたらしい)

漢字の勉強をやっている姿をこの半年全く見たことが無かったので、「ちゃんと勉強してるの?」と聞いたら「漢字やってないよ」とケロッと言うので、「えっ!」となってしまったのですが。子どもが言うには、「勉強しなくても今までの小テスト全部満点だよ。漢検2級のおかげ、本当に暇な小学生のうちにやっておいて良かった」だそうです。

 

小学生の時の先取りがここまで通じるものってなかなか無いように思います。小5、6の2年間の平日30分やっていただけで大学受験の漢字まで終わらせていたとは。中学生以降は、定期テスト、部活、模試、受験の合間を縫ってスケジュールを組むのが大変なので、小学生でもコツコツやれば上の級を目指せる漢検はやっぱりおすすめだと思います。

 

 

英語は、これも以前記事に書いた基礎英語です。

fumiax.hatenablog.com

これも小4から毎日夕方15分聞いていました。

小学生の時はテキストを開きながら聞いていて(中学生の時は、ほとんどテキストはみてませんでした)テキストにのっている問題を書き込みながらやっていました。

でも、授業を聞くようにきちんとやったりはしていなかったです。だから基礎英語でちゃんと文法を覚えたとかそんなことは無かったと思います。

 

基礎英語1を聴いてる子どもに期待していた事は、英語が英語として耳にはいてきて英語の中に聞いたことがある単語がみつけられるようになる、あとはなんとなく聞いたことがある英単語が増えていくこと、主語、動詞、be動詞、三単現のs、現在形、過去形、現在進行形、そういう言葉もなんとなく聞きなじみがある状態にしておくことでした。

毎日を完璧にやらせようとすると絶対に嫌になると思ったので、1日15分英語に触れる時間を持ってくれたらいいその程度の目的でやっていました。

英語で入学前に絶対に覚えて欲しいと私が思っていたのは、大文字と小文字がスラスラ書けるぐらいです。

 

 

小学校の時に市販のドリルで英語をやったのは、これだけでした。

それもあまりやりたがらず、時々ぽつぽつとやってたので随分時間がかかりました。

このシリーズの2と3も買ってあったのですが、それは全く手つかずのまま売りました。

あとは多分、進研ゼミの中学準備号で英語をやっていたんだと思います。(ちょっと記憶が残っていないのですが)

 

子どもの時は、これぐらいの準備で十分でした。中学の授業が始まってからも想像以上に英語の学習のスタートの方はゆっくりゆっくり丁寧だったので。そんなのんびりやってるの!とびっくりしたぐらいです。

 

しかし、今春から指導要綱が変わって、中学生の英語の学習量がすごく増えたと聞いています。中1のスタートから文法も難しいし、扱う単語数もかなり増えてると。

中1の英語をしっかり先取りして理解しておくまでの必要はないと思いますが、どんなことをやるのかなとか、英単語を少しでも聞き馴染みのあるものにしておくとか、そんな準備をしておくといいと思います。

 

準備の段階からあまりに完璧にやろうとしすぎると、かえって英語を毛嫌いするようになるのはもったいないので。

やっぱり勉強は楽しいと思いながらやるのが一番いいので。

英語がしゃべれたら楽しそうだなとか、字幕なしで意味がわかったらいいなとか、そういういう気持ちがまずあって、そこから勉強できるのがいいと思います。

 

中1からは基礎英語1と2を聞き始めて、中2と中3は基礎英語2と3(現在は3は無いです)を聞いていたのですが、テキストも開かずただなんとなく聞いていただけでも、やっぱり毎日の15分英語に触れることは大きかったと思います。英検準2級が何も勉強しないで受かるとは思わなかったし、高校入試でも実は英語は満点でした。

ちなみに高校生になった今はどうしているかというと、毎朝6時半に起きてのんびり朝ごはんを食べている時間に、「中高生の基礎英語 in English」と「ラジオ英会話」を流しています。ちょうど朝6時半から7時までの放送です。その時間、ご飯食べずにソファで二度寝してることもあるのですが、それでも耳にはなんとなく入ってるだろうと信じて流してます。私もお弁当作りながら、毎朝聞いています。

 

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話を戻しますが。

小6の時の子どもの平日スケジュールを思い出してみると、

 

学校に行く前の15分で進研ゼミ

 

夕方

15:00前後に帰宅、友だちと遊んだり、自由

 

17:00~ 学校の宿題を15分から30分

17:30~ 漢検の勉強を30分

18:00~ 自由

18:30~ 基礎英語1

18:45~ 夕食

お風呂、自由

 

21:00~21:30ぐらいに就寝

 

 

平日、必ずやることは進研ゼミ、学校の宿題、漢検、基礎英語1でした。

 

ここまで読むと、あれ、他の科目は?算数や数学はどうしてたの?と思われたのではないでしょうか。

算数や数学の先取りなどは、毎日の固定スケジュールには入っていませんでした。

 

なぜなら、上に書いたスケジュールだけで、1日1時間15分~30分ほど勉強することになります。

これにプラスして、毎日、算数や数学の勉強をというのは小学生にはなかなか辛いと思っていたからです。

 

では、何もやらなかったのか?いえいえそんなことはありません。

平日必ずやろうと決めていたもの以外は、子どもの自発的な意思がある時だけやるという形にしていました。

 

少し長くなりましたので、算数や他の科目に関しては次回に続きます。

 

 

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