考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしで大学受験まできた子の日々や過去をふりかえるお話

受験生へ親からの声掛け

2月に入りましたね。

いよいよ公立高校の本番に向けて緊張している受験生やその親御さんも多いのではないのでしょうか。

 

去年の私は、こんなでした。

fumiax.hatenablog.com

 

そういえばこの時期、耳鳴りが酷かったです。

去年もコロナの事で心配でしたが、1年後は収束してるかななんて思っていました。

今のこの状況をみると、今年の受験生は去年以上に不安も大きいのではないでしょうか。

 

 

親はコロナのことも心配しなきゃいけないし、本番に子どもがどれだけ力を出せるか本当に心配になる時期ですよね。こんな時にどんな声かけが一番いいのでしょうね。

 

「あと少しだから頑張って」

「自分を信じれば大丈夫」

「あなたなら大丈夫」

「集中して全力を出し切って」

 

私はどんな声掛けをしていたかしらと思い出してみました。

 

私は、「集中して」とか「ミスをしないように」「ベストを尽くして」「自分を信じて」とか、そういう言葉は避けていました。もう十分に頑張ってきたのはそばでみていたらわかるし、これ以上本人を追い込むような言葉はやめようと思ってました。

 

中3の10月ぐらいまでは「なるべく上位の点数で合格したい」なんて子どもも言ってたので、「どうせなら首席を狙うぐらいの気持ちで頑張れば」なんて私も煽ってました。

でもこれはあくまで受験勉強のモチベーションをあげるための話。

この気持ちで受験に臨む必要は無いのです。首席で合格しようが、ビリで合格しようが、合格は合格です。昨日のワールドカップ予選のサッカーの試合でも言ってましたが「どんな形でもゴールはゴール」。泥臭いゴールでもそのゴールを決めて勝てばいいのです。綺麗なゴールにこだわるばかりにシュートが打てなければ勝つどころの話ではないのです。

 

受験の倍率は2倍以下なら、受験者の半分より上に滑り込めばいいのです。

子どもともよくそんな話をしていました。

 

 

「ミスしないように」と言われたら人はミスしないでしょうか?

 

加減が難しいのですが、あまり緊張していなくてぼんやりとしている時には、一言声をかけるだけで集中力が上がることがあると思います。例えば家でやっている演習問題の時とか。

でもさすがに受験です。受験生の方もかなり緊張しているはずです。緊張しているうえに「ミスをしてはいけない」って自分をさらに追い込んだら、余計に緊張感が高まると思うのです。緊張しすぎている時は、むしろ体を緩める方を選んだ方が、いつも通りの力が出せると思うのです。

 

 

いつも以上の力を出そうと思うと人は緊張します。

 

模試や過去問で、満点を取った科目があったとします。でも、それは毎回ではなく1回、もしくは数回。それなのに「自分は満点をとる実力がある。だから本番は満点を狙っていこう」と考えていたらどうでしょう。

 

 

まず模試や過去問をやっていい点がとれるのには理由があります。

fumiax.hatenablog.com

 

狙う点は、いつも取っている点でいいのです。

下手に満点狙いだなんて自分を追い込んで試験を受けてしまうと、たった1問わからなかっただけで「満点がとれない」とパニックになるかもしれません。また、満点狙いでなければあっさり捨てられた問題が、満点にこだわるばかりに時間がかかり他の問題を解く時間を奪ってしまうかもしれません。

 

例え満点をとったことがある教科でも、過去の自分の模試の平均点が90点でそれが去年の科目別の合格者平均ぐらいだったら、もうそれで充分なんです。

今までの中で一番いい点を狙う必要は全然なくて、合格できる点を取るだけでいいのです。

 

つまりちょっとぐらいミスして、点を落としてもそれが合格に関係ない程度のミスならミスしたっていいのです。

1点のミスもゆるされないそんな受験ではないはずです。

 

1つもミスしないと思い込みすぎて、手が震えてえんぴつがうまく持てなかったり、国語の長文を読んでも全然何を読んでいるのか入ってこなかったり、英語のリスニングを聞いている時に耳が緊張しすぎて音をうまく拾えなくなってたりしたら、時間配分を間違えてしまったら、そちらの方がよっぽど問題です。

それよりも力を抜いて、普段どおりえんぴつが持てる、目や耳から入ってくる情報がいつも通りの精度で入ってくる方がとても大事です。

 

ここまで頑張ってきたのだから、結果はもう運任せ。

それぐらい開き直った気持ちの方がいいです。

 

 

 

 

親からすると公立第一志望の場合、どうしてもお金のことが頭にちらつくと思います。

公立高校に進学するのと私立高校に進学するのとでは、今後三年間の支出がかなり違いますからね。

ついつい子どもを発奮させるために「家はお金が無いから公立にしてね」とか「私立はお金がかかるから」とかそんな事を口にしてみたくもなりますが、ここはグッと我慢です。

むしろ「滑り止めの私立になったとしても大丈夫だから。心配しないで安心して公立高校受けてきて」と言ってあげた方が、子どもの肩の力は抜けると思います。

そしてお子さんの方もそう言われたからといって、「私立があるから公立はもう適当でいいや」とは思わないはずです。第一志望に向けて一生懸命頑張ってきてるのですから、一番受かりたいと思ってるのはお子さんの方のはずです。

 

15歳の背中に沢山のものを背負い込んで受験に向かいます。この時期、少しでもおろしてあげられるものに気がついたり、親が持ってあげることができるものがあれば少し引き受けてあげましょう。

間違っても、さらに受験生の背中にのせることがないように。

 

倍率が高い学校を志望していたり、チャレンジ受験だったりする場合、お子さんのプレッシャーは相当だと思います。でも、もしかしたら表面的には何も感じてない風を装っているかもしれません。中学三年生、そろそろ自分の心を顔に出さないようにできる年頃になってきてます。親が思う以上に成長しているかもしれません。

 

平気そうにみえていても、心の中は平気じゃないんだと親は思っている方がいいと思います。

話をしたそうにしていたらゆっくり話を聞いてあげてください。「こんなにゆっくりしている場合なの?早く勉強したら」と言って話を切り上げたくなる時もあるかもしれませんが、自分の気持ちを喋っている時はとことん聞いてあげましょう。

ちなみに子どもは、私がキッチンに立っていると用もないのにキッチンふらふらと入ってくることがあります。これがなにか喋りたい時の子どものサインです。多分、本人は話をしようと思って入ってくるわけではないようなのですが、なんとなく心がそわそわしてる時、キッチンにきます。

みなさんのお子さんはどんな時にサインを出してきますか?

 

にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(自宅学習組)へ
にほんブログ村