先日も東北地方で大きな地震がありましたが、今日は子どもの災害に対する備えについてのお話です。
去年、高校に入学する時に学校に提出する書類を書きながら、もし大きな地震が起こったらどうしよう、そんなことを考えていました。
中学は近所だったのでそこまで考えたことは無かったのですが、高校は電車通学になります。地震でなくても大規模停電が起こったり、何かしらのトラブルで電車が使えなくなったり、電車にのっている最中にトラブルが起きて電車の中に閉じ込められる可能性もあるかもしれないと思いました。
何か備えておくことはできるかしら?と考えました。
重たいリュックを背負って通学する高校生、できるだけ軽くてコンパクトで、持ち歩いていると何かあった時に助かるもの。
そこでいくつか用意しました。
まず用意したのが小型軽量のモバイルバッテリー。
コンパクト軽量10000mahのものを探して買いました。
(買ったのはだいぶ前なので、すでに同じものの取り扱いはないようです)
モバイルバッテリーは災害時だけでなく、スマホ必須の高校生には平常でも必要になるものなのでかなり役に立ってるみたいです。
そして、停電時を考えてなにかライトを持たせいと思い色々探してみました。
そこで選んだのがネックライトです。
大げさなものでなく、軽くてコンパクト、くるくると丸めてリュックの底のほうに忍ばせました。
このライト、ネックライトですが、絞ることができるので頭の位置で長さを調整するとヘッドライトとして使う事もできます。
(ライトの角度を変えられないのが少し残念なところですが)
このライト、ウォーキングなどの時にも使う人がいらっしゃるようなので、停電に限らず暗い道を歩く時などにもいいと思います。
このライトを買った後に1度、家で夜の停電を経験しています。
非常用のランタンなども用意してあったのでそれも使ったのですが、その時にこのライトの存在を思い出し、子どものリュックから取り出して使いました。
停電の中、トイレに行ったり家の中を移動した時に、両手が使えてとても便利でした。
子供用にと1つだけ買っていたのですが、この停電を経験してすぐに、私と夫の分も購入しました。
それから、子どもに紙の地図もA4に印刷して持たせました。
(ちょうど高校入学時の書類を書く時に、自宅までの地図を書いて提出があって、グーグルマップを印刷して貼り付けていたのでついでにもう1枚地図を印刷しました)
目印になるものも多いので、適当に歩いてもなんとかなりそうではありますが念のため。
ライトも地図もスマホを持っていればなんとかなるかもしれませんが、いざと言う時はスマホの電池は命綱になります。
少しでも電池の消費を減らすために、ほんの少し持ち物を増やすだけで済むのならと思いリュックにいれました。
あとは飲み水と食べ物。
普段水筒を持って行ってはいますが、もちろんそれは飲むので、必要な時に中身があるかどうかはわからない。
子どもには大きな災害が起きたら、まず飲料が手に入る方法があったら、水筒の中身が少し残っていたとしても、すぐに飲み物を確保しなさいと言ってます。
自販機が使えるなら自販機で買う、水道が使えるなら水道の水を水筒に入れる。
(と、この話をしたら、全く同じ話を高校の先生にもされたって言ってました)
あと、お菓子を少しリュックに忍ばせています。
子どもは普段、学校や外出先でお菓子を食べたりすることが全くなくて、(そもそも家でもあまりお菓子をたべないのですが)持ち歩く習慣がなかったのですが、何かあった時にのために少しだけでいいから持っておきなさいと、これもリュックに突っ込みました。
本人、普段は入っていることを全く忘れているかもしれません。
ということで、子どもの通学のリュックの中には常に
- 軽量モバイルバッテリー
- LEDネックライト
- 紙の地図
- お菓子(スニッカーズ)
- (水筒)
が入っています。
中学は家から300mと近かったので、それほど心配することも無かったのですが。
高校は交通機関を使って通学するので、親としても少し心配になるところはありました。
うちは学校まで6kmほどなので、いざとなれば歩いて帰ることも可能ではありますが、子どもの友だちの中には2時間以上かけて高校へ通学している子もいます。
それぞれの子の状況にあった災害に対する備えを普段から考えておいた方がいいかなと思います。
入学して1年経って電車通学にも慣れて、身体も一回り大きくなって、弱弱しい新入生から随分たくましくなってきました。
今では何かあったら私が助けてもらう方になってる気がします。