中間テストが終わり、全科目のテストが返却されました。
大学受験は一般入試しか考えていないので、学校の成績は進級できればいいのですが。
そうなると定期テストは、最低限できればいいという事になります。
高1の時は、まだ中学生の時の<内申のためにはひとつも落とせない>という感覚が抜けきっていなくて、極端な取捨選択はできず、絶対に必要のない科目も前日に勉強したりしていました。
親の私もその感覚が抜けきっていなくて、「不要な科目はやらなくてもいいんじゃない?」と子どもに言えなかったどころか、「定期テストの1週間前だよ」なんて声もかけていました。
でもさすがに高2になると、もう完全に割り切ったようでした。
中間テスト向けに勉強していたのは、ほぼ数学と世界史だけ。
数学は定期テストに限らず、日常的にやっているのでテスト勉強というよりいつも通りの感覚だったみたいですが。
世界史は、定期テストに合わせてその範囲をしっかりと仕上げる(中学の時もこの方式で受験勉強してました)と考えているそう。
私的には、英語はやらなくていいの?だったんですが、英語は前日に一夜漬けしてました。
そんな感じで臨んだ定期テスト。
まだ順位等は出ていませんが、全科目返却されました。
返却されると、「〇〇は何点だったよ」と返却された日に口頭で教えてくれます。
数学は2つ試験があって、ひとつはとてもいい点で、もうひとつは頑張ったわりにはあまり点がとれず。
世界史はすごく頑張ったのですが、どうやら学年トップにはなれず、でも点数は良かったので順位はかなりいいかもと期待。
あとは、私も点数を聞いただけなのでよく覚えていないのですが、1年生の時よりもバランスよく点をとっていた印象。
何もやらなかった割には、平均点を割っていた科目が1つもなかったです。
(1年の時は結構勉強していったのに平均点を割ったりしていたものもあったのですが、定期テストのコツのようなものを掴んだのかも)
日本史は、全くのノー勉で教科書すら開かなかったと言ってたので、赤点とらないといいなと一番心配していた科目だったのですが。
返却されてみたら平均点を20点近く上回る点を取ってきました。
日本史のテスト、すごく難しく作っているらしくて、そもそもの平均点が低いので子どもの点もさほどいいものではないのですが。
日本史の先生に「日本史選択じゃないのがもったいないぐらい」とお褒めの言葉を頂いたと言って喜んで帰ってきました。
もう受験科目の日本史には未練はないようだけど。
日本史も好きだから、本当は日本史の勉強もしたいんだろうなと察します。
子どもに「何も勉強しなかったのに、なんでそんなにいい点とれたの?」と聞いたら、とにかく授業だけは集中して聞いているんだそうです。
(日本史が必要ない子は、内職している子も多いみたいですけど)
日本史の授業面白いらしい。
ということで、授業だけ楽しんで聞いていたら良い点がとれたそうです。
中学の時から、授業を受けている時の集中力がかなり高いんだろうなとは思っていたけど、どうやら高校でも同じようにしているみたい。
まぁそんな感じで、テストが返却されたわけですが、テストが却ってくると、ほどほど点がとれていた科目がやっぱりちょっと悔しくなってくるみたいです。
日本史だって本気で勉強したらもっと良い点がとれたはず、とか。
テストが返却されると、クラスの仲のいい子たちとお互いの点数を教え合っているようです。
去年の入学して最初の定期テストで学年1位をとった子とも、2年生になってから仲良くなって、お互いにテストの点を教え合ったりしてたみたいなんですが。
どの科目も5~10点ぐらい負けているそう。(上回ったのは世界史ぐらい)
その子も日本史は使わないらしいのですが、日本史で8点負けてたって。
やっぱりトップとる子は、どの科目も強いですね。
もう一回最初の話に戻りますが、一般入試ねらいの高校生なら、定期テストは本当にどうでもいいんですよ。
でも、自分の点数をみたり、人と比べたり、順位が出たりするものは、負けず嫌いの気持ちが湧き上がってきますね。
中学の時にいい成績とっていた子は特にこういう傾向あるかもしれませんね。
この気持ちを抑え込みながら、自分に必要な勉強に時間を割く、こういう葛藤を抱えながら乗り切っていかないといけないというのも、受験生のひとつの試練なのかも。
次回こそ世界史の学年一位をねらうと意気込んでいましたが。
特定の科目にフォーカスして、むくむくと湧き上がってきてしまう負けず嫌いの気持ちを抑え込んでるのかなと子どもをみてて思いました。