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塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

高校の三者面談

先日、高校の三者面談がありました。

ものすごく暑い日で参りました。

最近、夏バテ気味で胃腸の調子も悪いのですが、そこにプラスして気温が33度を超えると、全く自分が使い物にならないことに気がつきました。もう生きているだけで精一杯といういか、思考回路が停止して色々なことがどうでもよく感じます。

三者面談もそんな日だったのですが、なんとか頑張って行ってきました。

 

面談は、1年生の時と同じように、定期テストの個票と模試の結果のコピーが用意されていて、それを渡してもらいました。

「もうご覧になっていると思いますが、たまに親御さんに見せないお子さんがいるので」と。

 

助かった!と思ったのは、学習時間の集計表が今年は無かったことです。

去年は、学習時間のこと言われてたので。

 

これ一年前の話↓

fumiax.hatenablog.com

 

面談では学習時間のことは一切触れられなかったので、胸をなでおろしていました。

(今年も、1年生の時とほぼ変わらない状態だったので)

学習時間が少ないですねって絶対言われると覚悟していました。

 

家での様子は聞かれたのですが、

「行事の準備で体力を奪われているようで、毎日疲れてるみたいです(だから、あのー勉強の方は、ちょっと、、、)」

と一応援護射撃をしておいてあげたのですが、

先生の方も

「あーそうですよね、行事の係やってるとね。特に今年は暑いですし。なによりも体調を最優先させてあげてください」って、すがすがしい笑顔で言って下さいました。

ホッ。

 

 

定期テストや模試の結果をみながら

「率直にどう思う?」と子どもに聞いていて

わざわざ聞くという事は、これに満足するなっていうことなのか?と私は身構えたのですが。

 

子どもは

「良かったと思います」

と珍しくそんなことを言うので(いつもは、自分の結果に満足している発言はしないので)びっくりしましたが。

 

「たまたまうまくいった気もしてます」

と付け加えていました。

 

担任からも、「いい結果だったと思うよ」と普通にほめていただきました。

模試に書いていた志望校とか、志望校順位なんかもみながら、現時点では順調に進んでいるというようなことを言っていただきましたが、1年の時の面談の時と同じで、親子で「はぁ」というぴんと来てない返事をしてました。

 

英語科の先生なので、英語のことを何か言われるかな(もうちょっと頑張れ的な)と思っていたのですが、なにも言われなかったので、私の方から

「いつも英語ができないって言ってて、自信がないみたいなんですが」というような話をふってみました。

 

先生的には、英語もよくできてるし、できると思っていいよ、と。

この話をしていた時の子どもの顔がよっぽど自信なさそうな表情だったのか、

「難しい問題があってわからないこともあるだろうけど、そういう問題の時は、周りはもっとわかってないって思っていいから。自信もっていいよ」と子どもに言ってました。

 

先生曰く、英語は言語なので単語は限りなくあるし、100%文章を理解できることで出来たと思う子もいれば、わからない単語があってもなんとなくその文章がわかれば理解て出来たと思う子もいるので、その子によって理解できたと感じる度合いが違うからというような話を私にされました。

 

子どもも

「雰囲気で解いてしまってることが多くて、それがたまたま正解になってる気がして」

と。

「それでも解けてるというのは、そこまでの力がついているということだし、あとは英単語や古文単語の精度をどんどんあげていけば、雰囲気で解けてしまっているように感じていることが、もっと自信をもって解けるに変わるよ」と言われてました。

 

 

それから私が聞きたかった英検の話、これが面談の中ではメインの話になりました。

(これはまた別の機会に書きます)

 

担任からは、子どもが模試に書いた志望校に対して、去年受かった子と残念だった子の5教科の模試の推移の折れ線グラフをみせてもらいました。

 

受かった子は、5教科のバランスがいい、多少の上がり下がりはあっても比較的安定した位置をキープしていて横這いの印象。

残念だった子は、英数国は受かった子とあまりかわらな位置にいるけど、理社の安定感がなく成績がばらついているカンジ、折れ線グラフも上下が激しい。

 

どちらの子も、良い時の模試成績を基準に志望校を選んでいるのだろうと予想できましたが、やっぱり安定感のある方が確実ということか。

 

いままで学校で受けてきた模試は3教科なので、これに理社が加わった時に全体を偏差値を下げないように、今から少しずつやっていくといいよ、というのが担任からの最後のお話でした。

 

 

 

終わった後の子どもとの会話。

 

「英語のこと、もっとなんか言われると思ってた~」

科目別のクラス順位だけみると、コミュ英が一番低いし…。

(私もそれは思ってた)

 

それから、

「担任に褒められすぎて、油断させて成績を落とさせようとしているのかと思った、実はライバル校と繋がっているとか」

って言って笑ってました。

 

からしたら、担任からみて子どもがよっぽど自信なさげにみえたんだろうなって。

精神的に追いつめられるとまずいから、一生懸命ほめてくれたような気もします。

 

 

「自分が思っていることを話すっていいね」も、言ってました。

英単語と古文単語やらなきゃとは思っていたんだけど、あらためて自分が不安に感じてたこと(雰囲気解きしてること)を言葉にすることで、担任からもそこに原因があることを指摘してもらって、自分の考えがもう一度整理できたようです。

 

やっぱり思っていることを書くとか、人に話すとかそういう作業も必要だなと思いました。

頭の片隅にいつもある、あれやらないとなぁというタスク、でもそのままだといつまでたっても「あれやらないとなぁ」のままなので、思考の言語化って大事。

客観的に自分を見つけなおすことができますね。

勉強に限らずですけど。

 

面談した日は、スイッチが入ってよく勉強してました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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