今日は、現在、私が「子どもの勉強で唯一手伝っていること」の話です。
中学生の時は、問題集の丸つけやテストや模試のファイリングを手伝ったり、現代文や詩歌、短歌などの問題を解説して教えたりしていましたが、高校生になってからは、何もしていません。
というかもう教えられることも無いし、高校生の勉強なんて手も足も出ません。
しかし、そんな私でも現在進行形で、唯一手伝っていることがあります。
それは
「英単語帳作り」
あ、でもこういうのではないですよ。
子どもが使っているのは「Quizlet」(クイズレット)というアプリです。
このアプリの英単語帳を作るのが、いま私が唯一手伝っていること。
通っている高校指定の単語帳があるのですが、この単語帳の小テストがあります。
最初のうちは、子どもに頼まれてテスト範囲のページの写真を私のiPadで撮って、その画像を子どものLINEに送っていました。
(説明が長くなるので、細かい状況は省きますが、色々考えてこの方法をとっていました)
本当は単語帳を分解してばらした方が良かったのですが、子どもは本や問題集をばらすのを良しとしないタイプで、しかたがないので分厚い単語帳をむりやり開いて写真を撮り歪みの補正をしてから子どもに送っていました。
子どもは、私から送られてきた画像を毎日、行き帰りの電車の中でみて単語を覚えていました。
でも、これをやっていた時の英単語の小テストの点は7割ぐらい(だいたい書き問題で落としていたようです)
もっといいやり方はないのかなとずっと思っていました。
本当は、使っている単語帳のアプリで問題形式にも対応しているようなものがあったらよかったのですが、あちこち探してみても子どもが気に入るようなものがありませんでした。
そこで、こうなったら「私が作る!」ということで、暗記系のアプリを色々調べて試してみて、最終的にクイズレットにたどり着きました。
クイズレットには、一般公開されていて自由に使えるデータも沢山あるので、もしかしたらそのまま使えるデータもあるかも!と期待したのですが、残念ながら子どものやりたい単語帳の同じ版のものはありませんでした。
ということで、当初の予定通り、私がデータを入力。
最初のうちは、子どもの小テストのタイミングに合わせて、パソコンのExcelで入力したデータをアプリに流し込んでいました。
子どもは、それまでと同じように通学の電車内で単語の勉強をしていたのですが。
このアプリを使うようになったら単語の小テストの点が、9割から満点までとるようになりました。
このクイズレット、暗記カードももちろんですが、○X問題、選択問題、文字入力ができるので、それがいいみたいです。
子どももすごく気に入っていて、このアプリさまさま(それから、お母さんのおかげ)と絶賛していたのですが、春先にシステムが変わり無料でできるテストが回数制限ができたりしました。
でも、これだけ色々できるなら、お金を払う価値はあるよと言って年払いの有料会員になりました。
ちょうど子どものスマホをアンドロイドからiPhoneに替えたタイミングだったので、それも後押しになりました。
ちなみに有料にしているのは子どもだけで、私は無料版をそのまま使っています。
私はデータを入力するだけで、テストはやらないので無料版でも問題なしです。
子どもと私で、アカウントをそれぞれ別でとっていますが、パスワードを決めています。
このパスワードで、閲覧や編集できる人が指定できます。
(パスワードがはいっていないものは、一般公開、だれでも編集できるになります)
このクイズレット確か1つのアカウントで3台まで使えるので(仕様変更等もあるので、詳しくはご確認ください)、子どもは出かけている時はスマホでやっていますが、家にいる時はiPadでやっています。(文字入力問題はiPadがやりやすいと言ってます)
そんなわけで、私もひまな時間をみつけてのんびりと子どもの英単語帳を1冊どうにかこうにか入力しました。(多分、3000語以上だったと思います)
全部終わってやれやれと解放感を味わっていたのですが、最近、また子どもに頼まれて入力してます。
はい、英検準1級です。
最新のこの本データが欲しいということで、打ち込んでます。
現在1600まで入力終わったので、残り300です。
学校の単語帳を入力していた時はExcelでやっていたのですが、色々やってみてパソコンのクイズレットのサイトから入力するのが、一番、正確に早く入力できることに気がついて、いまはそれでやっています。
打ち込むだけならExcelが早いのですが、入力した後にタイプミスがないかとか、もれや間違いチェックするのにすごく時間がかかってしまって(完璧にしたつもりでも、子どもに間違ってたよって指摘されることもあって。。)
色々ためしてみてこのやり方にしてます。
ちなみに、有料版のアプリだと、画像データから暗記カードを作る方法もあります。
子どもに「こんな方法もあったよ~」と言われたのですが。
まぁそれはそれで、写真をとったり(本はばらさせてくれないし)、データを指定したりしないといけないので、楽なようでちょっとめんどくさく感じて、結局入力で作ってます。
今どきの学生は、こんな便利な学習ツールがあっていいなと思います。
こうやって、私は着々と英検準一級の準備をすすめているのですが、残念ながら子どもはまだ英検の勉強はノータッチです。
「今は、学校の試験のことで頭がパンパンだから、何も言わないで」
と釘をさされています。