考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

勉強時間

 

ネットの世界をさまよっていると、大学群別に合格するためのトータルの勉強時間の目安というような数字を目にすることがあります。

これは非常にざっくりとした数字で、同じ大学群でも書いている人によって全然違ったりします。

MARCH合格には1500時間とか、2000時間、はたまた2500時間とか。

1000時間の違いって相当なものだと思うのですが(1日24時間全部勉強して41.6日分)、そもそもどのレベルから勉強を始めることを想定しているのか、勉強している内容によっても大きく異なるので、トータル時間を言ってもあまり意味がないのかもしれません。

 

しかしなぜこういう数字が飛び交っているかというと、高3になってから慌てないように、早くから準備をスタートする必要がありますよ、という警告の数字なのかもしれません。

高3の1年間で2500時間を勉強するのは相当厳しいです。

そもそも高3になった時点で、もう1年という時間は残っていないので受験まで10カ月と考えると、1カ月250時間の勉強時間です。

1日8時間30分の勉強を30日やると、255時間。

高3生は学校生活もありますから、これを捻出するのは大変だと思います。

 

と、なぜこんな話を書いているかというと。

子どもと勉強時間の話をしていました。

話題は、浪人生が1年間に何時間勉強するかというようなことだったのですが。

この話をしていた時に、ふと、子どもがスタディプラスをやっていることを思い出しました。

 

スタプラってちゃんとつけてる?高1と高2のトータル勉強時間ってわかるの?」

と聞いてみました。

先月「スタプラの最高記録がでそう」なんて言ってたので、ずっとつけているのならわかる?と思いました。

 

子どもは、「計算すればわかるよ」と言って、電卓でぽちぽち計算し始めました。

そして、「あれ?計算違ってるかな」と言って、もう一度ぽちぽち「あ、やっぱりあってる」

 

私「何時間だったの?」

 

子「・・・、高1が〇〇〇時間、高2が〇〇〇時間」

 

私「えっ、、ウソでしょ。・・・・・・・・・・。」

 

 

私の絶句は、あまりの時間の少なさに、です。

(子どもが「違ってるかな?」と言って電卓打ち直していたのも、あまりの時間の少なさにそう思ったらしい)

 

 

「あ、電車でやってる勉強時間はいれてないでしょ?」

「いれてる」

 

「そのへんで転がって参考書読んでるのはいれてないでしょ?

「いれてる」

 

「・・・・・。」

 

 

あまりの少なさに、何時間でしたとここで書く気にもなれませんが。

 

「でもつけ忘れてる期間もあるかも」

とは言ってたので100%の記録した数字ではなさそうですが、基本的にはここ2年間、つけていたらしい。

 

 

それらのデータをみて子どもが言ったのは、

「高1も高2も文化祭と体育祭のある月は、全く勉強してないね」

 

ええ、それは言われなくてもそばで見ていたので知ってます。

(つまり1年のうち2カ月は、ほぼ勉強していない)

 

「今月はまだ10日近くあるから、1日10時間やればその数字にプラス100時間できるんじゃない?」

 

「それはムリ」と無表情で答えてました。

10時間とかはやる気がないらしい。

 

 

いやいや時間じゃない内容が大事、そう自分に言い聞かせておきました。

 

春休みは、受験生として頑張るのか?まだスローペースなのか?

どうするつもりなのか、よくわかりません。

いつからエンジンかけるのでしょう。

メンタル弱いから浪人は絶対にしないと言ってます。

だったら尚更、今の時間が大切に思えるんですが。

見守る方も大変です。

 

 

 

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