考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

冬休みと共通テストパックと時間予想

2023年、最初の投稿です。

今年も、どうぞよろしくおねがいします。

 

 

さて今日は、子どもの冬休みの様子と共通テストパックのお話。

 

まず、「共通テストパック」から。

 

今日は、朝からこの駿台の共通テストパックに挑戦中です。

最初は、2日かけて本番のスケジュール通りにやるつもりだったらしいのですが、なんだかんだで時間が無くなり、1日でやってしまうスケジュールに変更です。

いま、この時間も自室でやっています。

高校受験の時に、過去問や自宅模試をやっていた時は、5教科やるだけでもへとへとでしたが、たった二年でこんなに勉強体力がついたのかと感心するほど、淡々と進めています。

全部やるのに9時間近くかかるそうです。

 

本人いわく、共通テストは「スピードとメンタル」だそうです。

とにかく時間が足りない、色々読まされたり、ややこしいこと書かれてメンタルがやられる(めんどくさくなる、集中力が切れそうになる)のをなんとか乗り切る、これに尽きるといってます。

練習の時点で負荷をかけた状態でやる方が、本番が少し楽に感じられていいのかもしれません。

 

今日は、いつもより早めの夕飯を頼まれています。

夕食後も一科目やるそうです。

そんなわけでささっと食べられるように、今、カレーを作りながらこの記事を書いています。

 

 

 

冬休みの子どもの様子はどうだったかというと、遊びにもいかずに家にいました。

本当は高校の友人たちと楽しい予定が入るはずだったのですが、大人数の企画でみんなのスケジュールの調整が付かず、延期になってしまいました。

この冬はみんな予備校や塾で忙しそうです。

延期してしまうと、ますますスケジュール調整が難しそうな気もするのですが。

行けたらきっといい高校の思い出になるから、実行されるといいなと思ってます。

 

 

家族では、お墓参りや初詣、実家に顔を出したり、少しだけ外出しました。

ずっと家にいるのも不健康なので、引っ張り出したカンジです。

行く前はしぶしぶでしたが、外に出ればやっぱり楽しそうで、いい気分転換になったと思います。

学業で有名な神社に初詣に行った時も、おみくじに書いてあったことがとてもよくて喜んでいました。

 

勉強の方は、年末は自分の部屋でもよく勉強していました。

今回、少し変わったなと思ったのは、学校の課題を後回しにしていること。

いつもは学校の課題を優先的にやって、結局自分のやりたかった勉強ができなかったということが多かったのですが、今回は、自分が必要だと思うことから手をつけていました。

共通テスト対策を中心に考えていたみたいです。

全然、本気をだしていなかった地理もずいぶんやったらしいです。

「やっと地理のことがみえてきた」といってました。

地理に関しては、「何をやってるのか?何をやったらいいのか全然わからない」とずっと地理迷子発言をしていたのですが、結局のところちゃんと手をつけていなかっただけだったらしいです。

あとは、生物と英語をコツコツやっていたらしい。

 

全然、できていないのは学校の課題とやりたかった古文単語だそうです。

学校の課題は「今回、初めて期日に提出できないかも」と言ってます。

もう高2の冬なので、それも良しと思います。

おそらく先生方も、そういうのは想定済みでしょう。

 

今日、昼食を食べていた時に「冬休みに古文単語ができなかったな」と言うので、

「何時間あったら終わるの?」と聞いてみたら、

ちょっと考えて「18時間あればできる」と答えてました。

ここから古文単語のためだけに18時間ひねり出すのは、現実的ではないねという話をしてたのですが。

我が子ながら、18時間という具体的な数字をすぐに出せるのはさすがだなと思ってしまいました。

「6章あるから、だいたい1章を1時間30分でやって、それを2周すればおそらく頭にはいるから、18時間だね」だそう。

子どもが自分で立てる時間予想はいつもやや多めなので、実際にやるともう少し短いだろうなと思います。

 

小学生の頃から、「この問題、1ページ何分かかる?」、「この問題集1冊やるのに何日かかる?」というのを私は聞き続けてきました。

これは勉強計画立てるのに無理な計画にしたくなかったので、途中で嫌にならない現実的な時間を知りたくて、子どもに聞いていました。

私は子どもの問題集を自分で解いたりしなかったので、どれぐらい時間がかかるものかわからなかったからというのが理由なのですが。

 

子どもの方もいつもいつも私に聞かれるので、だんだん時間の見立ての精度が上がっていきました。

この問題集何日で終わる?と聞くと、目次を見たり問題集の中盤の問題を見たり、巻末の問題を見たりして、計算していました。

適当に「1か月でできる」なんてこたえようものなら、「1日何分やる予定?」「土日はやるの?」「この間に祝日もあるけど、祝日は平日扱い?」「〇日は、予定があるけどその日の分はどうするの?」と、その1カ月と言った根拠まで私が聞くので、「あ、それ忘れてた」となると、もう1回考え直しでした。

 

こう書くと、なんだか厳しいお母さんですね。

でも、必ず「予備日はいれた?」も言ってたんですよ。

疲れてできない日もあるし、やりたくない日もあるだろうし、体調の悪い日だってね。

計画立てても、それがすぐに計画通りじゃできないことがわかったら、その勉強自体のやる気をそいでしまいかねないですよね。

それだったら計画を立てなかった方が、よっぽどやったかもしれないわけで。

むしろ計画を立ててしまったばかりに、その勉強を駄目にしかねません。

そうならないためにも、現実的じゃない計画を立てるぐらいなら、計画なんて立てない方がいいと思っていたので、たくさん勉強するために立てる目標のような計画よりも、必ず実行できる計画をたてることを一番に考えていました。

 

ずっとそんなことをやっていたことが、今とても役に立っています。

 

さっき、数学を終わらせてリビングに降りてきた子どもが

「全然、時間が足りなかった~」と嘆いています。

あまりいい点ではなさそうです。

点数聞くのが怖くなってきました。

 

私は、カレー作りにもどります。

 

 

 

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