今日は前回の続き、子どもの同日模試が終わって考えるお母さんが持った感想などです。
まず、最初に青パックの話から。
少し前に駿台の共通テスト対策問題、青パックをやった話を書きました。
青パックの数学と社会に玉砕してメンタルをやられたっていう話です。
去年の同日から1年経って、実力が変わっていないどころかもしかしたら落ちているかという気持ちにさせられていた青パック。
同日模試を受けた後の子どもの感想。
「青パックは、共通テストとは別物だね」
と晴れやかな顔で言ってました。
あれは直前に負荷をかけておいて、当日、これ思ってたよりやさしいかもと勢いをつけるためのものじゃない、などと申しておりました。
やっぱりやっておいて良かったと思いました。
来年の本番前にもきっと青パックやるでしょう。
今年と同じようにできなくてメンタルやられるかもしれませんが、青パックと本番は違うという今回の体験がきっと子どもを勇気づけてくれるはず。
そして、同日模試の感想。
前回書いた通り、結果は満足できるものでした。
個人的に高2の時点でこれぐらいを取りたいと思っていた目標よりも5%高い合計点でした。
科目ごとの話を書くと
数学は、これも上記の記事の最後にちょっと書いたのですが、数学の担当の先生から、同日模試を受けるにあったってアドバイスがありました。
数学の問題を進める時間配分と、それから先生がセンター試験を受けていた時につかっていたちょっとしたテクニック。
こうやりなさいという話ではなく、先生はこんな風にセンター試験を受けていたという体験談的な話なのですが、子どももそれを聞いて、素直にその通りやってみたらそれがすごく良かったと言ってました。
数1Aの時は教えてもらっていた時間配分を間違えてて少し早めに進めてしまったけど、でも結果的に良かったようなので、これを踏まえて自分に合った時間配分を考えてみるそうです。
数学に限らず共通テストは時間との勝負試験なので、どう時間を使うか細かい戦略はとても大事だと思いました。
そして社会。
世界史は全範囲終わっていないし、地理は地誌をまだやっていないし、という状態でしたが、やってない範囲は資料からの読み取りや中学までに習った社会の知識で粘ったと言ってました。
地理Bは去年の12月からやっと手をつけだして系統地理はひととおりやりおえた状態でしたが、青パックをやった時に全然手ごたえを感じずに頭を抱えていたけど、今回は勉強した範囲は手ごたえがあったので、「やっぱり瀬川がいい。瀬川でやったことが出てた」と言ってました。
子どもが使っているのはこれ。
これからやる予定の地誌の本。(すでに手元にあり)
地理といえば瀬川先生、ということでこの本を選んでます。
子どもが買ったときは、この本が瀬川先生の中で一番新しい本だったのでこれを選びました。(地理は最新データが大事なのかなと思ったので、単純に一番新しいものを選びました)
現在は、こちらのいわゆる黄色本の改訂版が瀬川先生の一番新しい本なのかな?
地理で点を落とした問題のほとんどは地誌だったと言ってたので、とりあえず今まで勉強した分の結果はついてきたようで安心したみたいです。これから地誌をやれば、のびしろあるかな。
次に英語。
英語は、リーディングが良かったです。
今回「リーディングは得意だと思う」発言がでました。
今まで、「リーディングってなぜか出来るんだよな」とか「リーディング得意なのかな」と、点は取れるくせにずっと自分に確信が持てないというようなことを言ってました。
中学の時から英語のリーディングはいつも点が取れていて、ある時はネット上で日本語と英語のリーディング測定をやったら「日本語と英語の速度が変わらないんだけど」と言ってることもありました。(逆に日本語読むのが遅いんじゃないか説も出てましたが)
英検準1級もライティングがだめだったのに合格できたのはリーディングのおかげ。
でも、リーディンが得意な理由が私には全くわかりません。
ラジオ講座をやっていたからとか言いたいのですが、相関関係はあるのでしょうか?
中学の時からずっとライティングが苦手なのに、リーディングができるというのがよくわかりません。単語力もそんなにあるわけじゃないし、文法は苦手というし(実際、文法問題は点がとれないし)
考えるお母さん、このことをずっと考えているのですが答えはいまだ出ていません。
リスニングは、悪くはなかったけどいつも通りならもう少しとれるのでは?と私的には少しがっかりしてしまった点でした。(子どもにちょっと嫌な顔されました、ごめんごめん)
子どもに聞いてみたところ、リスニングの音量が小さくて聞き取りにくかった(音声は放送で、受けているのは個別のブースの机でした)、あとは問題用紙がいつもと違う事。
問題用紙が冊子になっておらず、B4の用紙の左肩をホチキス止めされていたので、片面印刷された用紙をめくって前後を確認するのがとてもやりにくかったと言ってました。これは同日模試ならではの致し方ないことかな。時間も押してかなり大変な状況で問題を用意してもらっていたようなので。
本番の冊子ならもっとやりやすいはず。
でも、本番はイヤホンだし、緊張感は全く違うと思うのでなんとも。
理科基礎は、青パックで点がとれなかった化学基礎の点がちゃんととれていたのでひと安心。ただ生物基礎は去年より点を落としていたので、うーん。
今年の生物が難しかったという話題がのぼっていますが、生物基礎は昨年並みとの評価をみます。
「やっぱり生物基礎やめて、物理基礎にしようかな」などと言ってましたが、このまま生物基礎やるでしょう。
理科基礎科目は、あまり時間をかけず今もうすーくやっているそうです。
これから色々模試も受けるだろうし、学校の方でも3年生で演習の授業があるようなので、そのペースでやるみたいです。
学校の方からは、入学当時から高2の同日模試が一つの目安(ここまでに英数国をなんとかしよう)と言われていたのですが、その意味がすごく分かった今回の同日模試でした。
そして学校もここに合わせて色々やってきてくれたんだなという事も、今回の結果をみて感じました。この2年間、塾も予備校も通信教育もなしに学校だけを頼りにここまでやってきたので。
・・・・。
あれ、何か忘れていない?と思われた方。
ええ、書いてないことがあります。
国語です。
同日模試は、良い点でしたなんてしれっと書いてますが、国語でやらかしてます。
相変わらずの現代文です。
国語は書きたいこと色々あるので、次回へ持ち越しです。
もうしばらく、同日模試の話をひっぱりますので、よろしければお付き合いください。