考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

高校受験は長期決戦であり短期決戦でもあった

 

 目前に受験を控えて気がついたこと、それは

 

「高校受験は、長期決戦でもあり短期決戦でもあった」

ということ。

 

うちは早くからスタートを切っていたので、最後まで長期決戦で戦うんだろうと思ってました。そして直前はペースを落として順行運転かな、なんて。

 

しかしこの時期にくると、いや違うやっぱり直前追い込みは本当に大事なんだと気がつきました。

まず本人の目つきが違う。

こんなことなら秋からこういう目をしてればいいのに。あの眠い眠い言ってた時に、気持ちが入っていれば、もっと色々できたのにと親は思ってしまいますが。

これは、大人と子どもの時間の長さに対する感覚の違いかもしれませんね。

 

大人の思う3ヶ月なんてあっという間ですが、15の子どもの感覚は大人の思うそれよりもずっとずっと長いんだと思います。親がハラハラしながら言ってた3ヶ月前も、子どもにしたらそんな先まで全力で走り続けられないよと感じていたのかも。

もしかしたら、今が親がハラハラしだした時間の感覚と一緒になったのかも。

 そんなわけで、マラソンのようなペースでやっていた勉強が急に短距離走に変わってきました。

今月受けた2つの模試、1つは不安が残るものでした。これも短距離走に変えたきっかけかも。不安があるならその不安材料を明らかにして解消するだけ、走り出しました。

 

子どもはどうしても1教科に集中しがちです。少し前までは歴史が不安と言って歴史ばかりやっていました。おかげで歴史が伸びたのは確かですが、今度は全体的なバランスが不安になります。

前回コケた数学。。。数学は常にやっていないとテスト時の集中のかけ方がゆるくなるような気がしてるので、「数学も毎日のやるようにしたら?」と言ったら、今度は数学ばかりをやりはじめたので、「生物は?地理は?」と言ったら、「お母さんがこの間、数学やればと言ったから数学やってるのに、数学やらずに他なの?」と珍しく反論してきたので、いやそうじゃなくて、ともう一度私の言いたかったことを話しました。

 

集中力があって1つのことを長くやることが苦じゃないタイプの子なのですが、その分、色々なことを次々こなす時にスイッチを切り替えていくのが苦手なタイプの子なんですよね。

まだまだやることは沢山あるみたいなんですが。

 

そういえば来週は学年末試験だそうです。

私もすっかり忘れていましたが、内申が関係ないとこんなにも気が楽なるのかと思いました。

あと少し息切れせずに走り抜けて欲しいです。

 

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