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塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

全国高校入試問題正解を買うときに気をつけること

 

 今日は、全国高校入試問題正解のお話。

 

 

まず「全国高校入試問題正解」という問題集について。

その厚さから通称「電話帳」とも呼ばれる問題集ですが、全国の高校入試の過去問を集めた問題集になります。

上位校以上を狙う高校受験生は、この問題集を買う人も多いのはないでしょうか。

私も、去年この全国高校入試問題正解にお金をつぎ込みました。

 

これぐらいの時期になると、自分の都道府県の過去問にはまだ手をつけたくないけど、そろそろ入試問題にも触れてみたいということで他の都道府県の入試問題がのっているこの本の購入を検討しはじめる頃かなと思います。

この「全国高校入試問題正解」色々種類があるので、迷ったりすると思うのですが、今日はそろそろ買おうかなと思っている方にむけて、気を付けた方がいいことなど書いてみようと思います。

 

 

まず、全国高校入試問題正解は、大きくわけて2つの種類があります。

 

1つは、〇〇年の全国の過去問。

 

こういうタイプ↓

2021年受験用 全国高校入試問題正解 社会

2021年受験用 全国高校入試問題正解 社会

  • 発売日: 2020/06/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

これは、 2021年受験用の社会の過去問は、2020年春に行われたの全国の高校入試の問題が公立は都道府県ごとに、また一部私立高校の入試問題と解答が学校ごとにのっています。

実際の入試のように時間を図って挑戦するもよし、自分の必要な部分だけをピックアップしてやるもよし。

 

5教科それぞれ教科毎にになってるものや、英数国、理社とまとまってるタイプもあります。まとまってる方がお値段が少し安いですが、厚すぎて使いずらいかなという気もします。

2021年受験用 全国高校入試問題正解 理科・社会

2021年受験用 全国高校入試問題正解 理科・社会

  • 発売日: 2020/06/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 


来年の春受験の中3生の方、「あ、これ買わなきゃ」とポチッとするのは、ちょっと待ってくださいね。

これ(↑)は2021受験生用、つまりうちの子と同じこの春に受験した子用のものです。

2022受験生(来年の2,3月に受験する方)用は、まだ発売されていません。

今年の2,3月に実際の受験で使われていた入試問題を集めたものなので、直近のものは例年6月にされます。(今年のものは、まだ予約始まっていないようです)

 

どうせ購入されるなら最新版の方がいいのではと思いますが。

 

しかし!最新版を買う上で知っておいた方がいいこと。

それは今春の入試はとてもイレギュラーな入試だったということです。

コロナ休校の影響で、出題範囲を例年に比べて減らしている都道府県がありました。(三平方の定理、標本調査や関係代名詞、理科や社会の最後の方の単元を範囲から除外してる等)

 

進研ゼミのサイトでまとめられてるページがあるので、リンク貼っておきます。

随時更新:コロナで変わる? 2021年度公立高校入試変更点まとめ|進研ゼミ 高校入試情報サイト

 

最新版を購入するご予定の方は、このことを把握されていた方がいいと思います。

特に英語と数学が影響がありそうな気がします。

あとコロナの影響で問題が例年に比べ、易化したという都道府県もあるというような書き込みも結構みました。(子どもの入試もある科目で、例年とは比べ物にならないほど易しい問題だったものもありました)

例年通りの入試問題をとお考えなら、1年前のものと最新版とどちらがいいかしっかり考えて選んだ方が、今春はほんとうにコロナに振り回されて色々なことがあった入試なので、ちょっと判断に迷うところだと思います。

子どもの時も、過去問が利用できるのかどうかというのが話題になってましたが、難しいものをやっておくのは無駄ではないので、今春の子はあまり除外範囲というのを気にせず過去問をやっていたように思いますが。

おそらく来春の子は、このまま休校などがなければ例年の難易度に戻るのではないでしょうか。

 

 

 

 

そしてもう1つの全国高校入試問題正解は、「分野別過去問」

2021 2022年受験用 全国高校入試問題正解 分野別過去問 1217題 社会 地理・歴史・公民
 

 こちらは、都道府県別ではなく、それぞれの分野にわけて色々な問題をあちこちから集めてきているものです。

 

例えば社会などは、分野別なら全範囲の勉強が終わっていなくても、地理はすでに終わっているから地理だけとか、公民は全く手つかずだから地理と歴史だけというような場合、歴史のこの時代だけやってみようというような風に分野別に網羅されている問題に挑戦できます。

 

 

そして気をつけないといけないことがあります。

とても大事なことです。

 

この本は例年、2年に1度しか発売されません。

上の写真の横のリンクの字を見ていただくとわかると思うのですが、「2021 2022年受験用」とあります。

つまりすでに今年度の受験、2022年受験用にも対応という意味になります。

この本は去年の6月に発売されているので、今年は新しいものは出ないと思われます。

そんなこともあってかこの本、品薄状態になることが多いのです。

 

私も去年、この本の1つ前の2019 2020を中2の終わりごろに買おうと思ったら新品がなく、中古も定価より高く売られているものばかりで、結局買わずに去年の6月の発売を待って予約して買いました。

人気が高いのか発行部数が少ないのか、特に発売の次の年は買いにくいように思います。特に社会と理科は人気があるように思います。

 

今日、確認した楽天ブックスは社会の分野別は(ご注文できない商品)となっていました。

 Amazonでは取り扱いがあるようですが、Amazonで注文される場合も注意が必要です。

例えば、この社会の分野別、定価は2310円です。Amazon販売商品なら定価販売なのですが、Amazon以外のところが販売している場合、新品でも定価よりも高い場合があります。品薄になりがちなので、定価以上の販売の業者も少なくないの気をつけてください。

新品が手に入らない場合は、中古のでもいいと思いますが、(今年の受験生が終わった本を買い取りに出しているはず、うちもすでに売っています)ただ中古といっても中古だからお得に買えるかというと、こちらも定価に近い値段、もしくは定価よりも高く売られていることもあります。

 

発行部数が少ないのか、時期によっては購入がちょっと大変なこともありますので、欲しいと考えている方は、同じ買うなら早めに動いた方がいいです。

 

また電子版もありますので、注文する時、ご注意を。



とりあえず、購入に関する注意を書きましたが、子どもは何を買ったかというと、分野別の理科と社会、分野別じゃない方は、数学、国語、英語を買いました。

 

うちの場合は、国語と英語は、買う必要が無かったです。

この2冊、全くやりませんでした。

 

そして数学、分野別じゃない方がいいと子どもに言われたので、前年の過去問の方を買ったのですが、これは結果的に分野別の方を買えばよかったと後悔。

分野別も買おうか?と言ったのですが、自分で必要な問題だけ拾うからもう買わなくていいよと言われて、買わずに終わりました。

 

理科と社会の分野別は、これは夏ぐらいから少しずつやって、本番前も活用してました。

5教科の中では、社会を1番やっていたように思います。

 

とここまで書きましたが、振り返ってみると何がなんでも全国高校入試問題正解を買ってやらなくてもいいんだろうなと思っています。

 

全国高校入試問題正解をどんな風に使っていたかとか、買わなくてもいいんじゃないかと思ったこととか、英語と国語はなぜ使わなかったとかを次回に書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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