考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

高校最初の定期テストで感じたチームワーク

 

 久しぶりの更新になってしまいました。

 

子どもの高校生活も軌道に乗り、高校生活のあれこれも子どもに任せられるようになり私の出番もすっかりなくなりました。気がつくと子どもの顔つきも高校生っぽい顔になって、変わってきたなと思います。

 

子育てのひとつのステージが終わったことをすごく感じます。ほっとしたのと同時に、自分の役目が終わった寂しさで、親の私の方が燃え尽き症候群になっているようです。でも、燃え尽き症候群になるほど、悔いなく受験のサポートができたと思うことにしてました。

コロナじゃなかったら旅行したり、色々な人に会ったりして気分をもっと変えやすかったと思うのですが。気分転換がなかなかできないもどかしい状態です。

 

少し前の話になりますが、中間テストの結果がでました。

中間テストは5月だったのですが、全体の成績が出たのはずいぶん後でした。

クラスメイトたちも、結果がなかなか出ないことを話題にしていたようで、いつでるのか?いつでるのか?とそわそわしていたようです。結局だいぶ時間があいてから6月の大きな学校行事のすぐ後にお待ちかねの結果をやっともらってきました。

 学校は、行事準備期間中の生徒たちが落ち着かないときに成績を出しても行事のお祭り騒ぎに流されてしまうだろうと、行事終わりに成績を出して生徒たちにスイッチの切り替えさせる作戦だったのだと思います。

 

進路担当の先生は、なかなかの策略家です。

4月にあった保護者会でも、適切なタイミングで生徒たちに刺激を与えていくので、これからは学校を信じて任せてください的なことを話されていました。

入学してから3か月弱ですが、たった3ヶ月でも、本当にいろいろな仕掛けがあって、勉強を教わるだけでなく進路の準備が1年生からちゃんとはじまってるのがわかります。科目の勉強もかなりハイスピードのようですが、進路に向けての準備も早いです。

 

与えられることについていくのが精いっぱいでしたが、ここへきてやっとそのスピードに慣れてきた感じがします。子どもの顔つきが変わったのも、そのせいなのかもしれません。

 

さて肝心の定期テストの結果なのですが。

10科目の試験で科目ごとに学年順位もでましたが、良かったものもあり、今一つのものもありという感じです。中学の時はどの科目もさほど変わりませんでしたが、さすがに高校はバラつきがありました。得意としていた英語もなかなかの苦戦です。

 

学年順位は、子どもが予想していたより良かったです。

いちおう今春卒業生の現役東大合格者の数よりも上の順位でした。たかが入学最初の定期テストなので、だからどうということでもないのですが、子ども的にはモチベーションが保てたようです。

 

なんて書くと、なんだか優秀そうだし余裕をかましているように聞こえるかもしれませんが、本当は全然です。

というのも、学年トップの数人の点がすごいのです。やっぱりレベルの違う子がいるなとみせつけられました。また、同中だった子、中学時代には負けたことがなかった子にも大きな点差をつけられて初めて負けました。

トップとは点差が離れているけど、自分より下の順位の子とは大きな差はなさそうです。おそらく子どもの順位あたりからどんぐりの背比べだと思います。何か1問多く落としていたら、順位は転げ落ちるでしょう。

 

初めての 中間テストは、部活が本格的に始まったばかりで生活のリズムはできていないし、定期テスト明け提出の数学の課題が終わらなくて時間を取られてしまって、ほとんどの教科が前日に勉強するだけという中学の時とは比べ物にならないくらい準備ができませんでした。

ついでに言うと私もほとんど口出ししなかったので、なんだか子どもものんびりとしていて「大丈夫、大丈夫」なんて余裕をかましていてテストの1週間前だというのにゲームやったりしていました。(このあたりの反省も次回に活かしてほしいものです)

 

 

定期テストは、教科担当の先生による当たりはずれもあったようです。

どうも地理の先生が外れということらしく。直前に色々情報が飛び交い、どうやらあの先生のクラスはまずいらしいと、別の先生のクラスのノートをみんなで手に入れて共有したりしてたみたいなのですが。

結局、クラスの地理の平均点はやっぱり他のクラスに比べて悪かったそうです。というか、その先生が教えていたクラスの平均点がみんな低かったらしく、子どももご多分に漏れずというか、地理がやっぱり悪くて一番順位が低かったです。

 

しかしこの件を聞いて、すごいなと思いました。

授業内容が違うことに気がついてそれは大変だと、ノートや授業内容の情報を差し出してくれる他のクラスの子、そしてそれぞれが得た情報を惜しみなくクラスの子に共有してくれる子たち。

ドラゴン桜でも「受験は団体戦だ」と言ってたけれど、入学からたった3ヶ月でこんなチームワークができているなんてすごい学校だと思いました。

(この件以外にも、勉強のチームワークエピソードがすでに色々あります)

先生方からもこの学校はみんな仲よくて勉強面の助け合いが大きいというのを聞いてたのですが、こんな早くから発揮されるとは。

 

今、高校受験で志望校選びをされている受験生も多いと思いますが、団体戦で戦える雰囲気がある学校という観点を持つのもおすすめしたいです。

毎日行く場所ですから、みんなで頑張ろうの雰囲気はとても力になると思います。

 

まぁそれだけチームワークが良くても、結果的に地理は、このままじゃいけないということに気がつけた中間テストなので、授業以外の別のアプローチで期末テストは頑張ると言ってます。

 

こんな感じで高校の最初の定期テストは終えました。

 

 

 

(おまけ)

 

 とりあえず期末テスト対策にこの本買いました。

 

こちらと迷ったのですが、地理は鮮度が大事だと思い、今月発売になった方を選びました。

地理はおそらく大学入試で使うと思うので頑張りたいところです。

あとはスタサプやろうかなと言ってますが、時間がとれるかどうか。

やる気だけは口にしますが行動が伴わない、中学とは比べ物にならないぐらい忙しいし、どうでしょうね。行動に移せるかな?私は静観します。

 

 

 

 

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