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塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

高1高2の共通テスト対策を振り返ってみる

10月も今日で終わり。

この時期、高1、高2と毎年、河合塾の共通テストトライアルを受けていたことを思い出しました。

 

 

 

 

サイトを確認してみたら、今年は11月実施だそうで11月2日まで申し込み可能だそうです。

 

そんなわけで今日は、共通テスト対策っていつからやっていたのか?とか共通テストトライアルを受けてどう思ったとか、そんな話を書いてみようと思います。

どなたかの参考になれば。

 

この話は、国立難関大を目指す文系の高3の話です。

来年の1月に本番を迎える予定なので、まだ途中経過の話です。その点は、あしからずご容赦ください。

 

 

高校生になってから子どもの勉強の中身は全くチェックしていないので、これから書く話は今まで子どもから聞き取ってきた勉強経過です。

 

 

まずは、高1。

高1はとにかく数学!数学!数学!の日々でした。

「ええ、文系ですが、なにか?」っていうカンジなんですが。文系ってこんなに数学やるものなの?と思わず子どもに聞いてしまうぐらい。

家で勉強している8割が数学、時々英語の本を開いているのをみると「あれ、めずらしいね英語やってるの?」と言ってしまうぐらい。

学校も数学の進度は早くて、高1でもう数2Bに入っていました。

 

(難関高校狙いの中学生向けに)

志望校選びをする時に高校のパンフレットの履修科目なんかをチェックすると思いますが、それをそのまま鵜呑みにせずに、数学の実際の進度を質問してみるのもいいかもしれません。子どもの高校も高1は、数1Aとしか書いてありませんでしたから。

 

英語は自宅でそんなにやっているようにはみえませんでしたが、学校では鍛えてもらっていたようで高校の文法は1年生の時に1周目が終わったと言ってました。

とりあえず一通りやったぐらいだったみたいなので、身についていたという感じではなそうでした。

 

たしか、英単語や古文単語も高1の終わりか高2のはじめぐらいに1周目が終わったといってたような記憶があります。小テストがあったので、それをペースメーカーにやっていたみたいです。

あとは、あまりちゃんと話を聞いていなかったのですが、現代文の用語や漢字なんかの小テストもあったみたいなので、このあたりもそのテストに合わせて勉強していた模様。これらがいつ終わったのかは不明ですが。

これらの小テスト勉強は通学の電車の中とか、学校の隙間時間にやっていたらしいので、家で勉強している姿はほとんど見てませんでした。ということで、私は何も把握していません。

 

 

学校からは高1はとにかく数学と英語をやればいいと言われてたので、本当にそれだけでした。

高1でやっていた地理Bが酷くて、文系進むんだったら地理は必要になるから頑張った方がいいんじゃないの?っていう話はしていましたが、定期テスト前以外は何もやっていませんでした。

本人も地理よくわかんない、発言はよくしていて心配になっていた時期でした。

 

共通テストに向けてのペース配分として学校から言われてたのは、

高1は英数国を頑張って高1の共通テスト同日で英数はそこそこ点が取れるようになれ(とはいえ、共通テストの同日模試は受けたかったら受ければいいよ、ぐらいでそれほど強くは勧められず)。

高2は、引き続き英数国を頑張りながら理社の勉強もスタートさせて、高2の秋の模試から5教科になるからそこで結果が出るように、高2の同日はここで共通テストの英数国は完成のつもりで、と言われてました。

 

そう言われてもわかったようなわからないような、そんな親子だったわけですが。

 

高1の時に、どうやら河合塾で共通テストトライアル模試があって、自宅で無料で受けられるらしいという情報をみつけたので、子どもに勧めてみました。

 

今思えば、この頃は共通テストのこと全くわかってなかったんですよね。

科目も、試験時間も、配点も、どういう科目選択をする必要があるのかとか。

 

共通テストトライアルは英数国の3科目だけなんですが、この3科目だけでも、こういう時間割なんだみたいに驚いていました。

その時にこれはちゃんと調べた方がいいなと思って、共通テストのこと色々調べて確認しました。

共通テストトライアルは、共通テストのことをちゃんと考えるきっかけになりました。

 

高1の時の細かい成績はこちらに書いてありますので、興味ある方はどうぞ。

 

共テトライアルは、高1、高2共通問題の模試で、範囲は高2の秋に合わせているそうです。

高1で受けるにはちょっとビビりますが、高1なんだからできなくて当たり前と思えば怖くないと説得した覚えが。

 

2022年1月の高1の共通テスト同日(共通テストチャレンジ)の結果と比べてみると、2021年10月の共通テストトライアルの方が点数がとれているので、難易度はトライアルの方が易しいのではないかと思われます。

 

高1でトライアルを受けると、共通テストってどんなものなんだろうと知るきっかけになる模試かなと思います。

特に、来年1月に共通テスト同日を受けてみようと思っている高1の方は、いきなり同日は結構きついので、ここで肩慣らしするのもいいかもしれません。

ただ高1で受ける子は意識高い子だと思うので、この時の順位を見るとそれなりに強い子がうけていたかなという印象。

 

 

高2生は、おそらく上位層はそんな受けないような気がします。

うちも受けようかどうか迷ったのですが、共通テスト型の模試はあまり受けていなかったので高1から1年経ってどれだけ力がついているか確認するために受けてみました。

なぜ上位層がそんなにいないと思たのかというと、子どもの順位がすごく良かったからです。片手に入る順位です。

しかし点数をみると悪くはないけど、そんな順位をとる点数ではない。

子どもはそんなにいい順位をとっても、こんな点数でそんな順位なんて逆に恥ずかしくて言えないといって、友だちにも誰にもこの模試のこと言わなかったらしいですが。

たまたま全体の1位の子が成績をネットにあげているのをみたのですが、1位の子は点数はすごかったです。その子とあまりに差がありすぎて、ちょっとびっくりしてました。

 

肝心の高1から高2で力がついたかどうかですか、高2の方が70点ぐらい点が上がっていたので、ほっとしたのを覚えています。

共通テストトライアルは、共通テストってどんなカンジなんだろう?と初めての体験で使うのに適していたなと思います。

高2の時は2回目だったので、受けなくても良かったかなとは思わないでもないですが、ちょうど学校行事などで浮かれていた時期だったので、気持ちを引き締めるためには良かったような気もしてます。

 

 

子どもの共通テスト対策になっていたのは、

 

高1 

 

数学と英語を頑張っていた、英単語、古文単語、現代文用語、漢字の小テスト

(模試)河合共通テストトライアル、河合共通テストチャレンジ

 

 

高2 

引き続き数学をガンガンやってた。英単語、古文単語、現代文用語は、2周目。

理科基礎科目を生物基礎と化学基礎と決めて、共通テスト対策になる問題集を少しずつ進めていた(とはいえ、そんなにはやっていない様子、薄い問題集を1冊ぐらい)

社会科科目は、世界史をコツコツ(しかしなかなか進まない)、地理はなんとか系統地理ぐらいまで(こっちは高1の授業の理解があまりよくなかったので、最初から自学でやり直していた)

1月の同日模試をうける前に、駿台の共通テストパック2023をやる。過去問は前年の共通テストチャレンジで受験したもののみ。

(模試)河合共通テストトライアル、東進共通テスト同日模試

 

高1、高2とやってきたものはこんな感じです。

 

高2の共テ同日以降は個人的には共通テスト向けの勉強はしていなくて、そこから二次向けの勉強をしています。

ただし科目によっては、学校で共通テスト対策の演習などをやっているようなので全くやっていないわけでもないそうです。

 

 

一般受験で難関国立文系志望の高2以下のお子さんにアドバイスするとしたら、、、。

 

高3の今振り返ってみると、文系だとしても高校のスタートから高2の秋ぐらいまでとにかく数学をやったのが良かったというか、これは絶対にやる必要があったなと思ってます。

あと、英語国語(現代文、古文、漢文)の単語、文法系は、高3になるまでに仕上がっていると楽だということ。

うちは高3になった時点で仕上がっていなかったので、もう少しかかってしまいましたが、ここが仕上がると模試の結果などがあきらかに変わると思いました。

 

文系なら理科基礎科目は、受験生になってからやろうではなくて授業で習う時に定期テストなどのタイミングで仕上げてしまうと後が楽。

社会科系は、高校の進度や全範囲が終わる時期を先生に要確認、必要に合わせて先取りを考えてやる。

そういうことを考えると、なるべく早い時点で文理の方向性を決めて、出来る事なら共通テストの受験科目も決めてしまうと、学校の授業を上手く使って早い時期から意識的に勉強ができます。

 

ただし受検科目の選定は慎重に。

自分の得意不得意だけでなく、大学の出願条件や勉強の負担、難易度の違いなどがありますので、しっかり情報を集めて検討すること。

特にそれぞれの大学で入試の時にどういう風に取り扱われるかは非常に大事なので、大学の募集要項などの確認が必要です。候補にあがりそうな大学は一通り確認しましょう。後から科目が合わないことに気がつくと大変ですから。

 

新課程となる現高2生向けの2025年の入試変更事項がある大学も多いので、それぞれのHPなどで確認するといいと思います。多くの大学がすでに2025年以降のこと明記しています。受ける可能性のある大学は一度チェックしておくといいと思います。

共通テストセンターのHPにも再来年の令和7年の情報が載っています。

www.dnc.ac.jp

 

そして国立だけでなく、私大も共通テスト利用や共通テスト併用などがありますので、そちらの情報も確認しておいた方がいいでしょう。

 

ちなみにうちは文理選択は高1の夏前、受験科目は高1の冬に決めました。

 

そんな共通テストも、早いもので本番まであと2ヶ月半弱となりました。

というか、今年もあと2ヶ月なんですね。

明日から11月なんて信じられない。

 

 

 

 

 

 

 

 

                                       

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