考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

共通テストチャレンジ受けました

 

 

今日は、最近の子どもの話です。

週末、共通テストがありましたが、子どもも共通テストチャレンジを受けました。

東進と河合塾で迷ったのですが、まだ1年生だし自宅でもいいかなと、河合塾の共通テストチャレンジにしました。

 

河合塾は、去年の11月の共通テストトライアルも受けています。共通テストトライアルは高1、2生対象で、数2Bもありましたが、とりあえず英数国全部受けてました。高2生も一緒なので結果は気にせずと思ったのですが、半分もやっていなかった数2Bを入れても思いのほか良かったです。

 

共通テストに対しては、この共通テストトライアルを受けただけで、それ以外は過去問を解いたりとか、あらためて勉強したりとかはしませんでした。何も準備を始めていないフラットな状態でまず一回受けてみてそこからスタートしようということで。

そういえば、小学生の時に漢検を受ける時もまずノー勉で過去問をやっていました。まずは現状把握です。

 

 

共通テストチャレンジは5教科7科目(文系)で挑戦しました。

結果から書くと、全体の7割に少し足りないぐらいでした。未履修の世界史と、数2Bも受けたことを考えると上出来だったと思います。

 

数2Bは100点中65点分がまだ未履修だったらしくこの部分はお手上げ状態、これはもうやらないことには話にならない。世界史は今持っている自分の知識のみで挑戦でしたが、こちらは意外と取れた模様。中国史古代ローマとか面白いと言ってるので世界史の予備知識は意外とあるかも。数2Bと世界史を除いて得点率を出すと7割5分。

 

世の中を騒がしている数1Aは、問題自体はそこまでしんどいものでは無かったとの感想。とはいえ、おそらく世間が騒いでいるのを聞いた後からやったのでそういう発言だと思います。もし受験生で会場でいきなりだったら絶対に動揺しているはず。例年より難易度が高くややこしい問題と聞いて受けてるのと、満点狙いで問題で挑むのでは全く違うはずです。これはひとつ教訓ができたと思いました。どういう気持ちで臨むかで同じ問題でも違ったものにみえるということ、学力だけでなくメンタルのコントロールも必要。

 

と数1Aに対して余裕発言ですが、実際には時間が足りずに途中で終了。

時間が足りなかったのは英語のリーディングも。共通テストトライアルの時は時間内で十分にできたようだけど、実際の共通テストは全然足りなかったと。本人曰く、単語力不足が原因、単語を推察するのに時間がかかったと思う。

時間が足りなかった数1Aとリーディングは時間を少し延長して最後まで解いてみました。全部解いたところ、両方で21点アップ。これを加味して計算しなおしてみると7割越え。現時点で全体の7割ぐらいが解ける問題というところでしょうか。

 

理科基礎は、ちょうど物理基礎を選ぼうか生物基礎を選ぼうか迷っていて、今回の共通テストをやってみてその感触をえらぼうかなと言ってたのですが、どちらも同じぐらいよく出来ました。物理も生物も現在学校で履修中なのですが、どちらもできなかった問題はこれから習うところで、履修した範囲は全問正解。本人もびっくりしていて、問題を読んでいても理科基礎が一番何を問われているかがよく分かって面白いぐらい解けた、学校の授業を受けているだけで充分に対応できるのがすごいとしきりに高校の先生をほめてました。

そして物理か生物かの選択は、どちらでも良さそうだということで逆に悩み始めるという。

 

不安になったのは、地理B。

終わった後の感想は、「自分が1年間やってきた地理とは違う世界だった」とかなり混乱している様子。点数も未履修の世界史とほぼ変わらず。

高校の主要教科の先生方は評判もよく生徒たちにも絶大の信頼をうけている人が多いのですが、子どものクラスを担当している地理の先生だけはどうやらそうではないらしくて。人柄はいいし、授業の話も面白いんだけど、他のクラスとやっていることが違うと、これは担任も把握していて面談の時に対応を考えていますって言ってくださったんですが。そのせいかどうかはわかりませんが、地理にはどうも不穏な空気が流れてます。

 

スタサプの地理やらせようかしら、スタサプは現在休止中にしてます。

 

 

国語は、特別良くもなく悪くもなく、共通テストトライアルの時とあまり変わらない感じ。国語は記述式になると出来不出来の差が大きくなるのですが、マークテストだと選択肢から選ぶので割と大丈夫かも。

 

 

振り返ってみるとこんな感じでした。結果から考えると思ったより良かったです。

しかし、これが本番の実力かというと?

というのも、今回はかなり好条件で受けていると思います。実際にやったのは3日間、充分に休憩をとって、自分のコンディションのいい時に自室で集中してやっています。

東進の会場で受けてたら、ここまでの結果は出せてたかは疑問。

子どもが言うには、1日目のスケジュールが相当辛いと思う。国語の80分は体力もメンタルも相当やられる、これのあとに英語はだいぶきついと思うと。(子どもは、英語は翌日にやりました)

数学は事前に難しいと聞いていたので、そのつもりで受けられたし。

 

でも未履修の科目も含めて5教科7科目の流れでやったのは良かったです。

勉強面で今現在、足りていないところ、試験を受ける体力やメンタル面が本当に大事ということがよくわかりました。子どもは1時間やると休憩という勉強パターンが多いのですが、少しずつ時間を伸ばして長時間に耐えられる体力気力を養う必要性を痛感。

 

共通テストチャレンジを受けてやる気スイッチが入ったようで、やっと学校の課題以外の勉強をやるようになりました。クラスメートの雰囲気もここで随分変わってきた様子。

学校の課題が多すぎて他に手が回らないとずっと言い続けてたのですが、まぁ横でみてると(時間はあるよね)と心の中で思い続ける一年でしたが、黙って待ち続けて良かったです。

 

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

 

 

年末に、生物基礎を選んだ時のために(?)「はたらく細胞」全6巻を買いました。

これを読んだから解けたというわけではないけど、記憶の定着とか思い出すのにはいいねと言っておりました。

 

 

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