考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

直前の様子と私大受験の効果

 

今日は国立受験直前の子どもの様子と、先週の私大受験が思った以上に効果があったなと感じている、というお話。

 

まず最近の子どもの様子は、とてもメンタルがいい感じです。

緊張していないの?と聞きたくなるほど、今フラットな状態です。

力みも無く、程よく力が抜けています。

少し前はずっと緊張してソワソワするって言ってたので直前期がどうなるか心配だったのですが、むしろ早い時期にそうなっていたので良かった気がします。

人間は飽きやすい生き物といいますから、ずっと緊張している自分に飽きてきた頃なのかもしれません。

 

子どもの調子の良さは、メンタル以外にも感じるところがあります。

それは子どもの体重です。

最近、子どもの体重が2kgほど減りました。

以前にもこのブログで何度か書いているかと思うのですが、子どもは集中力が上がっている時は体重が減ります。それはもう面白いぐらいに。

部活(文化部です)の大会に出場した時、1日中数学の勉強をした時、そして過去いち1日で体重が落ちたのは去年の共通テストの同日模試を受けた時です。

どんなに食事を多く食べさせても集中力が上がっている時は、体重が減ります。

 

実は秋ぐらいからこういう事が全く起きていませんでした。というか減るどころかじわじわと体重が増えていました。

子どもは「数学をあまりやらないからかな」なんて言ってたのですが、生活はほとんど変わらないのに体重が増えてくるってどういうことなんだろう?と思っていました。

自由登校になって学校に行かなくなったらもっと体重が増えそうだねなんて話もしていましたのですが。

元々やせ型の子で標準体重にやっとのるかどうかぐらいの体重なので増えても別に問題はなくむしろ体重が増えてくれた方が安心はできるのですが、なんとなく体重の増え方が気になっていました。

 

それが先週ぐらいに「集中力がすごく上がっている気がする」と言い出した頃から、面白いように体重が減ってきました。

食欲は以前よりもあって、普段子どもが滅多に言わない「お腹すいた」という言葉も言うようになってびっくり。

体重が増えていた時はむしろお腹がすかないと言ってたぐらいだったので、急に体のスイッチが切り替わりましたようです。

 

子どもは集中力の人なので、 自分を集中力が上がっている状態に持っていける時は、機嫌もよくなってメンタルが安定します。

久しぶりに集中力の人状態になっている子どもをみて、私も少し安心できました。

 

 

そしてもう1つの話題、私大受験の効果。

なぜ子どもの様子のあとにこの話を書いているかというと、いまの子どものメンタル、集中力アップに私大の受験の影響があったと思ったからです。

 

先週、私大を2学部受験したのですが、この受験後子どもの様子が変化がありました。

 

私が子どもの変化を感じたのは、本番の受験を体験したことで受験に対する漫然とした怖さから抜け出せたのかな?と思ったこと。

子どもが感じたと言ってるのは、本番の問題を解くことで久しぶりに集中力を大きくあげることができたこと。

 

大学受験に限らずですが、受験の初戦を本命校にせずに前受校を受験するのがいいといわれます。

本番慣れするために1度実戦で練習した方がいいという考え方です。

うちは現役志向なので私立受験も練習校ではなく本気の受験ではあるのですが、それでも国立に比べるプレッシャーはだいぶ楽になります。

本命校ほどの緊張感はないけれど、でも受験本番という程よい緊張感を一度経験したというのが良かったのではと思います。

私立の本番受験を経験することで、国立本番に対するプレッシャー減ったようにみえます。

それは、子どもの心の中でパンパンに膨らんでいたいよいよ大学受験本番が始まるという緊張感のガス抜きが少しできたようなそんな感じです。

 

それから、私大の受験のタイミングも良かったと思っています。

というのも共通テストから二次試験の間って意外と時間が長いです。

受験なんてあっという間に時間が過ぎるのではないか?と思うのですが、この期間というのは学校も無くなってフリーな時間が増える上に予定はほとんど入らない単調な日々になります。

1月の終わりに模試を2つ受けてはいるのですが、それでもそこから本番まで1ヶ月近く開いてしまう。

うちはちょうど最後の模試と国立二次の真ん中に私立を入れることができたので、国立本番の10日ほど前に集中力を高める必要がある私立本番の試験を受けるという経験ができました。

子どもも10日前だと疲れも残さないし、万が一の感染症の不安もこれぐらい期間があれば体調はもどせるだろうから時期としてはベストだったと言ってます。

また私大を受けた後に、1日リフレッシュの日としてゆっくりとした日を持てたのも、最後の1週間を過ごすのによい切り替えのタイミングになりました。

休養をとった翌日から子どもがいい感じの状態に入ったのがわかったので、私大を受けたことの効果が大きかったなと感じました。

 

という私大受験の効果のお話でした。

 

子どもの友人は、今週私大の本番受験がある子もいるそうなのですが、他の試験の手ごたえや結果次第では今週の試験を受けるのはやめると言っていた子が何人かいるそうです。

国立の1週間前の受験となると疲労度や感染症のリスクなども考えてそういう選択もありみたいです。

受験日程も戦略的に考えないといけない重要性をあらためて考えたりしていました。

 

 

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