考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

4月の体調管理

 

 

子どもが新学期早々体調を崩して、ここ数日怠そうにしています。

実は、先月に一度発熱をしてるのですが(コロナもインフルも陰性)、症状としてはその時と熱以外はほぼ一緒です。今回は熱はあまり上がらず、37度が最高。

症状はおもに鼻水と鼻詰まり。

 

慢性のアレルギーと季節性のアレルギーがあるので、先日の黄砂の影響も考えたのですが、先月の風邪と同じ経過を辿っているので、アレルギーの悪化ではなさそう。

 

私の見立ては、3月の風邪のあとに免疫力が下がってる、もしくは体のなかにまだ少しくすぶっていた風邪が、新学期の疲れと同時にまた顔を出してきたかなと。

コロナ禍になってからこの3月まで一度も発熱する事もなく、体調を崩すことも無かったのですが、一度調子を崩すと続くなと思いました。

そういえば小さい時も風邪をひくと、短い期間で繰り返していたことを思い出しました。

身体は随分大きくなったとはいえ、やっぱり体調管理はしっかりしていかないといけないなと、あらためて思いました。

 

 

体調悪いと当然勉強も進まなくて、子どもも少し焦っているようにみえます。

イライラしてストレスたまると悪循環なので、ここは割り切ってしっかりと休むように言ってます。

自分で休養が必要とわかっていても、親から「休んだ方がいい」と言ってもらうと、ちょっと安心したような表情になります。

「まだこれからGWもあるし、ここでできなかった分は取り戻せるよ」って。

 

受験生のプレッシャーを感じているのだろうな。

私が思う以上に子どもは緊張しているような気がします。

 

 

新学期が始まって10日前後ぐらいでしょうか。

新しい環境の中で、心や身体が疲れ始めてくる時期ですね。

新学期の勉強ももちろん大事ですが、まずは心と身体の状態を整えることを第一。

 

親は、ついついスタートのこの時期を頑張らせたくなります。

いいスタートを切って、いい波にのせたい。

子を思えばこそ、なのですが。

学校なんかにも「最初が肝心」なんて言われますし。

 

でも、春は特にお子さんの顔つきや様子に注意が必要です。

ゴロゴロばかりしているのは身体が疲れているから、ゲームばかりしてるのは心が疲れているからかもしれません。

 

新学期だというのに、全くやる気がみえない時に、「あなたはちっともやる気がないのね」と言ってみたくなります。

親だってイライラして感情をぶつけたくなるのですが。

でも、その言葉キケンです。

本当は身体や心が疲れていることが原因なのに、自分はやる気がない人間なんだ、自分は勉強なんて向いてないんだ、などと意識の中に刷り込んでしまうかも。

 

こんな時は、本来やる気のある子なのにどうしたんだろう?という心配する親を演じた方がいいように思います。

「新しい環境で自分が思っているより疲れているんだよ。早く寝て体力が十分回復したら、また頑張れるよ。」と言って、早く寝ることをすすめる。

 

子どもの性質は否定しない、あくまで現在の体調の問題という風にやる気のなさの原因を持っていくと、子どもを早く寝かせるというスムーズな流れにつなげやすくなります。

そして、実際にたくさん寝てみると頭がすっきりする子も多いはずです。

これでやる気がおきたらしめたものです。

そうか、自分はやる気がないわけではないのだ、身体が疲れていたからできなかっただけなのだって思うでしょう。

この流れがうまくいけば、子どもを否定したりせずにいい流れへと持っていけます。

 

中高生は慢性的に寝不足の子が多いです。

やらなきゃいけないことも、やりたいこともいっぱいあって、時間がいくらあってもたりない。

朝は起きれなくても、昼間は眠くても、夜になると起きていられるから、なんとなく夜更かしできてしまう。

 

親もついつい夜遅くまでがんばる子を期待してしまいます。

部活でくたくたになっても遅くまで塾で頑張る子とか、必ず毎日自習室へ寄る子、寝る時間を遅くして勉強しているとか。

こういうことが出来る子を持つ親御さんの自慢話を聞かされたり、ネットで見かけたりすることもあるでしょう。

すごいな、がんばってるな、これぐらいしないといけないのかな。

 

でも、惑わされてはいけません。

その子にはその子にあったやり方があります。

うちは絶対に寝ないとダメな子なので、毎日夜10時半には寝て朝は6時半起きの8時間睡眠です。

これは定期テスト前でも高校受験期でも同じです。(むしろもっと早く寝て遅く起きていたぐらいです)

よその子ができることを、そのまま自分の子どもに当てはめても無理なことがあります。

なにが大丈夫で、なにが無理なのかは、そばにいる親御さんが一番わかるはずです。

お子さんが無理していないか、特に春先は気にかけて様子をみてあげた方がいいと思います。

 

 

そして、おそらく保護者の方も、この時期疲れている方多いと思います。

ご家族の環境の変化に伴って、朝早く起きなくてはいけなくなったり、お弁当を作るようになったり、食事の支度の回数が増えたり、家族の送り迎えが増えたり、子どもにつきあって夜寝る時間が遅くなったり。

 

どうかご自身の身体も大切になさってくださいね。

子どものフォローに一生懸命になっていると、ついつい自分を後回しにしてしまいますが、意識的に自分を休ませることも大事だなと思います。

私も、子どもに倣って早く布団に入ることを心がけています。

GWまであと少し、頑張っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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