高3の6月ともなると、だいぶ予備校や塾のDMは減りましたが、それでも1週間に何通か届きます。
ピーク時は、DMがポストに入っていない日がないんじゃないか?というぐらいの頻度でした。
届くDMは、全体に向けた一般生のものや、難関大学志望者、特定の大学志望者向けのもの、同じ予備校から同じ日に違うDMが届くことも珍しくない。
そして、DMのターゲット層の偏差値が高いものほど、お得なハナシがのっています。
子どもの周りでも、最近予備校を使う子が増えているようですが、話を聞くとやっぱりお得な講座をピンポイントで上手く利用しているカンジです。
「利用してもいいよ」(それほどお金もかからなそうだし)と言うのですが、みんなが絶賛している予備校講師の講座よりも、自分は高校の先生についていくと言ってます。
絶大な信頼を寄せているようです。先生お願いします。
さて、昨日もポストの中に2通の予備校のDMが入っていました。
そして、その2通をパッと見た時に、目に飛び込んできた言葉。
1通は
「今から巻き返す受験勉強」
もう1通は
「今から逆転勝利する方法」
どちらの予備校のDMも、<後れをとっていてもまだ間に合う>という内容でした。
高3の夏まで部活をやっていた子向けというのもあるのでしょうが、高3の受験生たちは、もうこんな言葉がでる時期まできているのだなと、あらためて思いました。
「巻き返す」とか「逆転合格」、「まだ間に合う」という言葉、なんだか焦らさえられますね。
もう共通テストまで7カ月切ってる、、、。
DMは、どちらもこの時期のE判定を出しているけど、夏から頑張って合格を勝ち取ったという話でした。
河合塾の合格判定基準をみると
A判定 80%
B判定 65%
C判定 50%
D判定 35%
E判定 20%
ただしそれぞれの判定の分布は均等ではないそうで、実際には60%近くがE判定だとか。
子どもの学校も、全体に向けて、模試の判定が悪くてもギリギリまであきらめないという話は必ずされます。
子どもたちにももちろんですが、親の方にも余計なことを言って志望を下げないように釘を刺されています。
親も不安になるし、弱気にもなりますよね。
A判定が出たところでそれは模試であって入試結果ではないし、100%ではないですからね。
子どもの担任は、「そうは言ってもなかなか逆転合格なんてないよ」と言っちゃうそうです。(先生いいの?それ言って)ってカンジです。
順調に判定を取っているの子が多いのかもしれませんが。
もうすぐ受験の天王山と言われる夏がきます。
夏の冠模試を本番と思って受けると言ってるのですが、夏が本番なら今は直前期ではないのか?と思うのですが、いや本人には言いませんけど。
最近は、学校行事の準備に忙しそうです。(確か、今年はあまり関わらないと言ってたような気がするんですが、気のせいでしょうか)
行事が終わったら、スイッチが切り替わると信じたい。