考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

三者面談と模試

今日は、三者面談と駿台模試のお話です。

 

少し前に三者面談に行ってきました。

高校ともなると、なかなか担任と話す機会も少ないし設定されている時間も短いので、三者面談は貴重な機会です。

 

子どもの高校は勉強や進路は学校に任せて、親は生活と心(とお金)をお願いします、というスタンスです。

どちらかというと、親には余計な口出しをしてほしくないというようなものを入学時から感じています。

 

今回は、まず子どもの模試などの結果をみているかどうかの確認がサラッとあって、その後に2024年入試の概況的な話、それから来年度から入試制度が変わるが浪人になった場合でもそれほど心配しなくても大丈夫(現在、学校の方でもちゃんと対応しているし、既卒生用も措置はある)という話。

 

これは、親の方が弱気になって安全策を取れと子どもに言うな、という牽制なのねと思いました。

第一志望を突き進むという覚悟はもうできているので、私としてはそんなことよりも併願の大学の話をしたくてそわそわしてました。

 

あとは学校での様子を聞かせてくれて、私に家での様子や、子どもに今どう感じてる?というような話を聞かれたりしました。

 

子どもは受験に対して不安感があるというようなことを言ったりしてました。

(そりゃそうでしょ勉強時間少ないからね、と私も心の中で思いながら)

 

これを聞いて担任の方は、ちょっと意外そうな顔をして「えっ?そうなの」と。

「順調にきてると思いますよ、他の先生たちとも話しているんですが、いいカンジに進んでいるとみんな言ってますよ」

という話にも、相変わらず「はぁ」と言う親子。

(毎年、三者面談ってこのパターンだなと振り返ってる私)

 

今のところ模試や定期テストの結果に問題がないので、勉強の方も順調にすすんでいると思われているようです。

しかし、成績は順調かもしれないけど、勉強は順調ではない、というのが私たち親子の心の中のもやもや。

 

思い切って

「家であまり勉強していなくて、夜も早く寝てしまうし」

と言ってみたのですが。

「睡眠が十分とれいてることはいいことです。逆に言えばこれからもっと勉強時間を増やせるということだから、それができればもっとのびますよ」と、先生、超ポジティブ。

 

子どもの学校、世間的には長時間勉強を強いる学校というイメージがあって、学校が長時間勉強を指導しているというような話を入学前にちらほらと耳にしていたのですが。

実際に入学して2年以上経つのですが、そういう指導を一度もされたことがないという。

世間の高校に対するイメージが間違っているのか、たまたまこれまでの担任がそういうタイプだっただけなのか、わかりませんが。

親としては、少しぐらい先生の方から言っていただいた方が、子どももピリッとするのではないかと期待したりするのですが、今回もまた何も言ってもらえらなかったです。

どうやら子どもが自分でなんとかするしかなさそうです。

 

 

あとは私の聞きたかった、本番の受験のパターンの話を聞いてきました。

現役志望なのでどれぐらいの大学群で滑り止まるか(子どもが行く行かないかは別として)、どういう判断で考えたらいいか、卒業生の共通テスト利用入試の状況を聞いてみました。

ほぼ、私が想定していた通りの答えでした。

 

担任からは共通テストが想定よりも低かった場合は、どうするつもりでいるか?ということを子どもに尋ねていました。

あとは、この夏にやっておいた方がいいことの話、10月以降に学校の空気が変わることや、精神的にもっときつい時期がくると思う、というような話をされました。

 

実際に体験してないのでわかりませんが、直前期の精神的な負担が結構あるんだろうなと先生の口ぶりから感じました。

まだ時間的にも精神的な余裕がある時期に、受験のパターンをしっかり考えておいた方がいいという話が私の中には残りました。

 

 

 

そして、次に駿台模試の結果の話。

 

模試を受けてから時間が経っていたので、「駿台って、もう内容を覚えていない」なんて言ってましたが、私の記憶では、終わった後に自信がありそうな感じでした。

 

しかし今回の模試から既卒生も入ってきます。高3生の母としてはそこがどうなるか心配なところ。

 

高2第3回に比べると少し下がっていました。

子どもに今回の模試の資料をみせてもらいましたが(いつもは面倒臭がってみせてくれなかったのですが、今回は珍しく資料を私に送ってきました)、やっぱり下がった分は、既卒生の存在だなとわかりました。

 

それでも第一志望校はなんとかA判定でした。

今回は志望校を8校書けたのですが、7校がA判定、1校がB判定になりました。

 

B判定のところは全く受けるつもりのない大学なのでいいのですが。

(高校の方で志望校の入れ方に指定があったので、それに合わせて選んだだけの大学でした)

しかしそこの大学を入れたことで、気がついたこともありました。

8校分も志望大学度数分布がみられると色々わかって面白い、そしてわかったことから、ちょっと怖くなったりもしてました。

 

 

 

第一志望は、前回は上位10%以内でしたが、今回はちょっと押し出されて10%より少し下の位置。

第一志願者数は高2第3回よりも倍近く増えていました。

ポジション的には下がったけど既卒生も入ってきてるので、仕方なしかな。

 

ここしばらく、模試ではA判定が出ていますが、子ども的にはどうなんだろう。

本人は安心してる気持ちは全くないし、不安しかないと言ってますが。

ただ、だからと言って、必死に勉強しないといけないという気持ちもなさそうで。

いや気持ちはあるみたいですけど、行動がついてこない。

行動がついてこないことが、A判定のせいなのかどうなのかはわからないところです。

 

 

 

 

三者面談の後に、子どもと遅いランチと食べながら色々話しをしました。

 

結局のところ自分がここまで頑張ったと胸を張れるぐらいやらないと、不安はなくならないよねというような話を。

自分が頑張ったと思えるならどういう結果でも受け入れられるだろうけど、結果うんぬんよりもまず勉強が足りていない自分に対して不安なんでしょ?と。

 

 

「勉強をしなくてもできるような天才なら話は別だけど、あなたはそっちじゃないでしょ?」

「全く天才ではないね。だって天才って左利きってイメージじゃない?」

「ひ、ひだりきき?」

 

相変わらず面白いことを言って笑わせてくれますけど。

「そうね、あなたは右利きだからね」と返しておきました。

 

気がつけばもう7月です。

私の方もオープンキャンパスとか、大学の合同説明会とかオンライン説明会の情報などをせっせと集めています。

 

 

(おまけ:オンラインイベント)

 

7月22日(土)・23日(日)にあるユニフェスOnlineは昨日予約させました。

ユニフェスOnlineは、河合塾主催のオンラインの大学説明会です。

対象は、中学生・高校生・高卒生・保護者。

 

去年、これの英語外部試験利用の講演を子どもにみせて、英検受けようかなとやっと重い腰をあげるきっかけの一つになりました。

いまのところ英検利用は全く考えていないですが、どういう風に利用できるのかというのを知っておくのは必要だと思いました。

 

参加大学も多いので、子どもの併願候補になりそうな大学は私の方で視聴しておこうかなと思います。

 

 

あとは、今月15(土)16(日)に「夢ナビライブ2023 in Summer」というオンライン大学説明会もあります。

こちらの方は、高校生・受験生・保護者が対象。

うちは両日とも子どもの予定があるので、私だけ申し込もうかどうか検討中ですが。

こちらは研究室訪問とか、Zoomで参加できるオンライン説明会などもあるようです。

主催はフロムページ(テレメールを運営している会社)、後援は文科省だそうです。

 

リンクを貼っていいかわからなかったのでリンクは載せませんが、ご興味ある方は検索してみてください。

別に私は関係者でもなんでもないんですが、高1の夏休みに文理選択で悩んだりしている時にこういうのをみるのもいいのかなと思います。

うちは高1の時は全くアンテナ張っていなくて、こういうイベントがあることに気がつかなかったので、載せてみました。

 

 

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