考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

大学入学共通テスト成績通知書と共通テストの話

 

昨日の「令和6年度大学共通テスト成績通知書」が届きました。

成績通知書ってポストに投函されるものだと勝手に思い込んでいたのですが、書留だったのですね。

郵便屋さんに「書留です」と言われても、書留で届くものなんてあったかしら?と一瞬思ってしまいました。

なるほど、成績通知書を希望すると800円も余計に払う意味がわかりました。

 

 

いや、それにしても遅いですよね。

1月に受けたものが、新年度の4月に届くって。

マークシートなんだし、共通テスト利用の合格発表が2月の10日前後だということを考えると、本当なら受験者に1週間ぐらいで通知してもらいたいものです。

(2026年1月の共テからネット出願になるそうなので、再来年からはもう少し早くネットでみられるのかな?などと予想しますが)

うちは既に東大の成績開示で共通テストの合計点をみているので、余計に遅さを感じました。

 

 

息子にもすぐに届いたよとLINEしたのですが、あまり興味なさそうでした。

 

興味がなかったのは、東大の成績開示で自分のマークミスが無かったことがわかっていたことと、共通テストで思っていたような点が取れていなかったから、の2つの理由。

 

前回の記事に子どもが本番の目標点としてあげていた点を書いたのですが

 

 

共通テストの目標点は、東大入試換算で100点。

共通テストだと819点前後(英語のリーディングとリスニングの点数が換算されるので、単純にこの点と言えないのですが)を取りたかったのですが、残念ながら目標点には届いていませんでした。

ただ東大は、共通テスト900点満点を110点に圧縮換算するので、共通テストの1点は約0.12点となります。

圧縮されて小さい差になることと、英語がリスニングよりリーディングの方が得意な息子には有利な換算になるので、結果的に共通テストの目標点とは離れていましたが換算の点数はさほど離れていない点だったので、目標点に届かなかくても大丈夫でした。

 

共通テストの配点が低いから共通テストには力を入れないとよく言ってたのですが、それでも0.1点差でも合否は変わってしまうので、なんとも言えない気持ちで見守っていました。

東大は来年、情報が増えるので共通テスト1000点満点を110点に換算するそうなので、そうなるとさらに共通テストの割合が減りますね。

 

 

 

 

共通テストというとマークミスが心配とよく聞きますが、その点についてはほとんど心配していませんでした。

というのも過去の模試でマークミスしたことが1回もなかったので、そこは大丈夫だろうと思っていました。

マーク模試の場合はいつも1点も間違えずに自己採点通りだったので。

 

たまにマークが1つずれてて大変だったというような話を聞くので、以前、息子にどういうタイミングでマークシートに書き込むの?と聞いたことがあります。

 

問題を全部解き終わってから最後にまとめてマークを塗ることは絶対にしない。

だいたい大問ごとにマークすることが多い。

マークする時は、必ず(問)の数字を1つずつ確認しながらマークする。頭だけ確認して次々書き込むことはしない。

時間が余った時はもう一度マークの確認をする。

 

マークは絶対に間違えないよ、となぜかいつも自信満々だったのでよっぽど丁寧にやっていたのだと思います。

ただ時々、模試の自己採点などを家でやっている時に、「答案に書き込んだ自分の字がわからん」などと言ってることはありましたが、どの問題もどうやって解いたかは覚えている子なので大丈夫だったみたいです。

 

 

マークミスは心配していなかったのですが、本番で怖かったのは、問題を間違えることでした。

これもどうにかして欲しいと思うのですが、問題冊子って1冊のなかに色々入っている教科があります。

よく聞くのは、数1Aをやるつもりだったのに数1の問題を途中までやってしまった、というヤツ。

同じ冊子の中に最初に「数1」の問題があって、その次に「数1A」の問題となっています。だから問題を開いてぱっと飛びついてはいけない。

これずっと言ってるのに1度だけ模試でこれをやってしまったことがあって、途中ですぐに気がついてかなり焦ったと言ってました。

この時は、むしろ模試で一回間違えたことは良かったかもしれないと思いました。一度やらかしておけば教訓になるだろうということで。

あとは、世界史も「世界史B」の問題の前に「世界史A」の問題があるので、本番前になんどもしつこく言ってました。

子どもは間違えないように、試験が始まったらまず最初からページをめくって、やらない数1や世界史Aの問題の大問の数字のところに大きく斜め線をいれたそうです。

こうしておけば、問題を解いている途中で問題冊子を戻ってめくることがあった時に勘違いしてやらなくていい問題を読んでしまうというようなミスもないし、すぐにこのページは違うと判断もしやすくなるからです。

 

それから息子は、試験前を受ける時にそれぞれの科目の前に読むメモを作っていました。

書いてあることは直前暗記メモというものではなくて、大問の時間配分だったり、問題を解く順番だったり、数1をやらない世界史Aをやらないというようなその教科で気を付けること、ここから先に考えるとか、問題を解くために時間や頭をどう使っていくかそんな大筋を書いていました。

落ち着ついて考えていたらとても当たり前のようなことでも、あえてメモを作ってそれを読んでから模試も本番も受けていたようです。

 

メモはスマホの中に書いていたのですが、勉強中思いついたことを書いたり、模試を受けて気がついたことを書いたり、半年ぐらいかけてコツコツと書き溜めたものでした。

メモの内容が溜まるにつれ、「メモ読んでから受けるとすごくいいんだよ」とよく言うようになりました。

これに気をつければ大丈夫とわかるので、試験前の不安がなくなるのでしょうね。

共通テスト用と二次用と作っていたみたいです。

 

実は私もかなりのメモ魔だったりします。

メモは主に段取りメモで、ごちゃごちゃになった頭の中を整理するために、これから考える事やることをどんどん書いていきます。

手帳にちゃんと書くタイプではなくて、裏紙に適当にかいて終わったらどんどん捨てていくやり方。

終わってメモを捨てる時の達成感も好きだったりします。

書くことは頭の整理になっていいですね。

 

 

 

 

 

 

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