GWの後半にスイッチが入ったと書いたのですが、もうすでに不穏な空気が漂っています。
この週末も自分の部屋に籠っていたので、勉強しているものだと思っていたのですが。
「全然、勉強できない~。土日も出来なかったし。えっ?部屋にいたでしょって?あー、部屋でゴロゴロしてただけ」と言ってました。
そういうのを聞かされても私が説教したりしないからなのか、正直に自分の行動や気持ちを語ってくれるのはありがたいのですが、そんな事ばかり聞かされるお母さんの身にもなって欲しいと思う今日この頃。
勉強できない~って言うのは、時間がないとかそういう事ではなくて、集中力が高まらないとか、やる気が出ないっていうことなんですが。
知らんがな。(心の声)
勉強をやってないことに対しての不安はたいそうあるらしくて、そういう気持ちも私に話してきます。
えっと、それなら勉強すればいいだけじゃない?(心の声)
と思うんですけど。
なんだか子どものメンタルの上がり下がりが激しいです。
「現代文完全に掴めた。もう大丈夫」なんて自信満々に言ってきたかと思うと。
「やらないといけないこといっぱいあるのに、心がそわそわして手につかない」
「勉強、これから出来る気がしない」
「英語と地理が絶対に間に合わない」
「入試当日、英検の時みたいにいかないってぐずるかも」とか
もう言いたい放題言ってます。
高校受験の前は、私はこういう言葉を真に受けていて、ポジティブ発言には心の中でガッツポーズをし、ネガティブ発言にはオロオロしていました。
しかし、私も慣らされました。
もう完璧だから間違えることはない、なんて言ってたものを簡単に間違えたり、絶対に出来ないなんて言ってた科目で高得点を取ったり、テスト勉強なんてやらない!と言ってから30分もしないうちに机に向かって勉強してたり。
子どもの言葉を、言葉の通りに受け止めていたら、私の心が持たないと気が付いて、今ではだいぶ子どもの話を聞き流せるようになりました。
色々と心に浮かんだことを口にしてみたいんでしょうね。
急に自信が溢れてきたかと思えば、心の中に不安が広がってきたり、大変そうです。
毎日学校から帰ってくると、(さて、今日はどういうモードなのかな?)と思ったりします。
多分、自分が納得いく時間を勉強できるようになったら、気持ちは落ち着いてくるんでしょうけど。現実では遠く及ばず。
2月に受けた模試の結果が出た以降、これといって自分の成績をみることもなくて、しばらく時間が過ぎているのでちょっと間延びしてる感じは受けます。
そういえば、少し前に3年の担任と面談したそうです。
新しい学年になったので、顔合わせしつつ志望校の確認みたいなカンジで。
一応これまでの模試の結果とか、2年生までの勉強時間とか、志望校とかそんな話題を中心に。(推薦を考えている子は、この面談で先生に相談してたみたいです)
模試の結果の個人データが先生の手元にあったようで、これまでの模試の結果については褒めてもらったと言ってました。
ただ、勉強時間が。。。
先生もあまりの少なさに驚いた様子で、
「なにか事情でもあるの?」って聞かれたそう。
事情を聞かれたってどういうこと?なぜか私の頭の中には、経済的な理由でバイトしてるとか?家庭環境が悪くて勉強できないとか?みたいなことが浮かんでましたが。
「部活が忙しいとか、なにか校外活動やってるとか、そういうことじゃない?」
って言ってました。
あ、そういうことね。
確かに学校行事は忙しかったけど、、、でも部活は早々に切り上げたし。
「先生になんて答えたの?」と聞いてみたら
「勉強する時は、集中力を高めてやりたいので、そういう状態に持っていくのが(なんとかかんとか)」と言い訳したらしい。
「こういう話をもっともらしくするのが得意だからね」テヘペロな顔して言ってました。
この後しばらくして、担任と私が話す機会があったのですが、
「いや、たいしたヤツですよ。器が大きい。余裕がありますね」と子どものことを言われて、もう穴があったら入りたい状態でした。
単にやっていない言い訳なのに。
とても褒め上手な先生らしいので、先生も本気では言ってないと思いますが、そんなことを言わせて申し訳ない気持ちになりました。
子どもが、小さい力でほどほどにやる勉強ができないのはよくわかっているので、どうしても勉強時間が短くなってしまうのはしょうがないのですが。
0か10かでしか勉強できない不器用さをみてると、これからもメンタルの浮き沈みは激しそうだなと思います。
仕方ない、お母さんに言ってスッキリするのなら、話だけは聞きましょう。
ちゃんと聞くとしんどくなるので、お母さんは上の空で聞きますけど。
あと、少しで子どもが帰宅します。
今日は何モードかしら。