考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

時々落ちるメンタル、そして這い上がる

 

今日は、メンタルのお話です。

これも何かの記録になるかなと思い、子どものメンタルの状態も書き残しておこうと思います。

 

GW明けにメンタルをどーんと落としていた子ども、その時の話は先月書きましたが、少し前にもまたメンタルを落としていました。

今回は、前回よりも短くて2日間ほどで済みましたが。

 

メンタルが落ちているかどうかは、子どもの様子をみてるとすぐにわかります。

 

急に勉強しなくなる。

 

子どもは集中力の人なので、メンタル落ちてしまうと脳がストップしてしまいます。

参考書を読んだりするぐらいならできるだろうにと凡人の母は思いますが、ぼんやりした頭でできることなどないというのが、集中力の人のご意見。

あーそうですか。

 

こうなるとiPadで何かをずっと読んでいたり動画をみていたり、ただぼんやりと過ごしています。

そして私に愚痴りだす。

 

「もうこれ以上、勉強できる気がしない」

「勉強やりたくない」

「受かる気がしない」

 

またはじまったのねってカンジです。

まずは、私まで不安な気持ちを引き込まれないようにと自分に言い聞かせてから。

私の心をしっかり整えて、ふんふん、と子どもの話を聞いてあげる。

 

親に思ったままのことを吐き出せるって、大事だと思っております。

お母さんいくらでも聞きますよ。

 

しかし途中で、聞き捨てならないことが。

 

Z会、意味ない気がして」

 

(ん?やめたいってこと?)

 

Z会は、見直しをしてちゃんとやってこそ意味がある教材だと思うのだけど、時間がなくてそこまで手がまわらないから、このままやってても意味があるのかな」

 

このあたりで、今回のメンタル落ちている原因がわかってきました。

今回の心の詰まりは「Z会」ね。

 

時間が無い、時間が無いを繰り返して言うけど、そもそもあなたそこまで勉強時間を取ってませんよね。(心の声です。子どもには言ってません)

寝る時間も削らなくては勉強時間が捻りだせないという状態なら、言ってる意味もわかりますが、現在の生活時間からもっと勉強時間をひねりだすことは可能です。

 

そう、「時間が無い」のところは言い訳。

 

でも、なんで急に言い出した?

確かに受験講座のスタートの時期が遅かったので、教材が思うように進んでいなくてなかなか当月のものに追いついきません。

ただ、中学の時に進研ゼミをやっていた時と違って、月の締め切りは意識せずに自分のペースでやると決めているので、そこは気にしないはず。

夏休みに集中的に、Z会の国語と英語をやってもいいのです。

 

もう年払いでお金は支払っているし(もちろん途中退会して返金も可能ですが)、Z会に関しては全てがやりきれなくてもいいと思っているので、このままやらなくてもそれは気にすることじゃない。

現時点で、やるとかやらないとか決断する必要はない、と言いました。

(子どもの性格的に、やらないものにお金を払っているのは気になるというのはわかるのですが、メンタル落ちている時に、何かを決断したりするのは良くないと思ったので)

 

まだ何か他にありそうだな、と思いました。

 

 

この話が終わった後、また別のタイミングでしゃべっていた時に。

「現代文の授業でやった演習問題が全然できなくて」と言い始めました。

 

あ、これだ。

今回、子どもの心を詰まらせたのはコレだなとピンときました。

「物語文がほんと苦手、解ける気がしない」と愚痴りだしました。

 

自分は、現代文をいくらやってもできるようにならないのではないかと、不安になったのでしょうね。

そういう気持ちを引きずっていたみたいです。

どうも自信を無くしていたらしい。

 

自信を無くしていたところに、集中力を必要とするZ会の国語に立ち向かい気力がなかった。

そんなところでしょうか。

 

自信を無くしたなら、自信が取り戻せるように努力すればいいでしょ!と、言うは易し。

 

漢字の小テストで満点が取れなかった、それなら次は頑張ればいいでしょ、というのとは話が違う、気安く「がんばりなさいよ」とは言えないなと思います。

ここは子どもの分岐点、踏ん張るか諦めるかは自分が決めればいい。

 

2日ほどぐずぐず言ったり部屋でゴロゴロしていましたが、今回はわりと立ち直りが早く、すぐにメンタルが落ち着いたようにみえました。

 

そして良いタイミングで、本番レベル模試を迎えました。

珍しく模試の途中でLINEを送ってきたので、これは手ごたえありだなとわかりました。

 

結果ももう受け取ったのですが、A判定が出てました。

全体の偏差値は同日よりも落としていましたが今回はそこは気にせず。それよりも、2回目ということもあってか気づくことも多かったようで、色々しゃべってました。(相変わらず私にはわかったようなわからないような話)

 

この結果もメンタルを押し上げてくれました。

夏の冠に向けて頑張るというような前向きなことを言って、最近はめっきり機嫌がいいです。

やっぱり子どもは模試の結果をアクセルにして進んでいくのが良さそうです。

今月末には駿台模試の結果が出るので、次のアクセルまでのあと2週間、このまま進んで欲しい。

 

詰まっていた現代文の方もまた息を吹き返したようで、こちらも前向き発言が出てきました。

メンタル上がったり下がったり忙しいですが、一人で抱えこまずに色々話してくれるのは少し安心できます。

親に話さないこともいっぱいあるのだろうけど、親に話したいと思う事は残らずきいてやろうと思ってます。

 

 

 

 

 

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