考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

年内最後の模試終了とお説教その後

 

今週末は。共通テスト模試、冠模試、難関大模試、資格試験、検定と沢山の試験が行われていたようですね。

 

一般受験組の高3生も、何かしらの試験を受けていた子が多かったのではないでしょうか。

 

子どもも、その中の1つの試験を受けていました。

会場が今までの模試で1番遠くて、朝は早いし帰りは遅いしで結構大変かなと思ったのですが、逆にこの長い移動時間が友だちとのおしゃべりタイムになったようで楽しかったみたいです。

疲れもみせずに機嫌よく帰ってきました。

 

この模試で怒涛の秋模試は終了、年内最後となりました。

 

夏模試を本番と考えるとか、秋模試を本番と考えるとか色々言って高い目標を私に話していましたが、実際は、そこまで仕上がってはないようで、まだまだやることは多いそう。

一応、学校からは秋模試でこれぐらいの成績をとっていたら大丈夫というような目安は言われているので、現実的な目標点はそこみたいです。

 

 

これから返却される模試は、今月が1つと来月が3つ。

模試の結果で志望校を検討することはないので、どんな結果が出ても動揺せずにこのまま突入します。

そしてここからの3ヶ月が現役生が伸びる時期といわれてるので、その言葉を信じて頑張るしかない。

 

「秋模試の後から現役生は伸びるってみんな言うよね」

って笑いながら子どもが言ってました。

 

その言葉を信じている笑いなのか?疑っている笑いなのか?ベタすぎて「またか」って思っているのか?

 

受験界隈の情報を出している人も言ってる、学校の先生も言う、実際に受験した人たちも言う、子どもの先輩も言ってる。

 

「これだけの人が言ってるから本当なんでしょ」

と言っておきました。

 

こういうことは終わってみないと答えがでないのでわからないですが、でも信じたもの勝ちな気がします。

信じるものは救われる、的な。

 

「大丈夫、あと3ヶ月必ず伸びるよ!」

 

 

 

 

2週間ほど前に子どもにお説教をしたという話を書きました。

 

fumiax.hatenablog.com

 

 

私のお説教にしてはテンションも低くとても短いものでしたが、しかし、その後は子どもの様子が変わりました。

 

急に勉強時間が増えたというのではないのですが、気持ちが変わったというか、受験に対して開き直れたカンジです。

焦って落ち着かなかった気持ちが、スンとしたみたいです。

イライラしている様子がすっかり無くなって、にこやかに過ごしています。

 

ここまで何もやってこなかったような気がしていたけれど、それでも出来るようになってきたことが実感できてきたり、残りの時間で何をしたらいいのかとか、そんなことがみえてきて落ち着きを取り戻しました。

 

私がお説教をしなくても、そういう時期だった気もします。

長い秋のトンネルから抜けました。

 

子育てを始めたばかりの頃に、子育ては螺旋階段みたいなものだという話を聞いたことがあります。

みなさんもどこかで聞いたことがあるかもしれませんが。

同じところをぐるぐる回っているような気がしていても、いつの間にか上っているから大丈夫、というお話。

子育て真っ最中の時も、そして今も時折この言葉を思い出します。

 

 

受験勉強もきっと螺旋階段なのでしょう。

簡単には登れない、同じところをぐるぐると回りながら少しずつ上っていく。

風景が変わらないことに飽きたり、疲れた足にひきずりながら。

 

秋の子どもは、この螺旋階段の途中で立ち止まっていたようです。

そして、また上りはじめました。

この時期になると、少し上の方が明るくみえてくるのかもしれませんね。

足元の階段ばかりみていた目線も少し上がってきたようです。

 

 

 

 

 

 

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