考えるお母さん**大学受験を見守る         

塾なしオール公立の息子が東大生になりました。考えるお母さんがこれまでの子育てを考えてポツポツと語ります

夏休みも折り返し

 

気がつけば、夏休みも折り返しの時期にきていました。

今年は受験生を抱える夏なので、特別にどこかへ行く予定もなく、私はのんびりと日常の中にいます。

 

さて、肝心の受験生の方ですが。

とりあえず前半戦は、順調に進んだようです。

ちゃんと勉強できるか?集中力が上がらないと言ってやらないのか?私の中の予想は五分五分でしたが、さすがに本人の自覚も出てきたみたいで毎日一生懸命勉強してます。

 

夏休みに模試も受けているのですが、それもよい刺激になっています。

一番最初のきっかけは7月の模試だったのですが、このあたりから英語に対して少し自信が持てたようで、何か掴めたと感じたそう。ここから子どもの様子が変わりました。

 

中学の時からリーディングは得意とは言ってたのですが、それ以外は、本人は手ごたえをあまり感じていなかったようで、模試で英語の点数が良かった時でも、「たまたま」としか思えていなかったみたいです。

偏差値も上がったり下がったりだったし。

 

しかし、ここへきて手ごたえを感じだしたと。

何があった?と聞いたら、「やっぱり単語力!」と言ってました。

1冊やりこんでいたいた単語帳がどうやら完成したようです。

 

 

去年の夏、こんな記事を書きました。

fumiax.hatenablog.com

 

ちょうど1年前ですね。

クイズレットというアプリに英単語を入力している(私が)という話を書きました。

この時の話は英検準一級用の英単語帳の話だったのですが、この英検準一級の単語帳の前に子どもから頼まれて別の英単語帳を1冊分入力していました。

 

その英単語帳は、高校に入ってから2冊目の英単語帳だったのですが、大学受験用のボリュームのあるものでした。

(数ははっきり覚えていないのですが、3000~4000ぐらいだったと思います)

通学の電車で毎日クイズレットで単語帳をやっていると言ってたのですが、電車に乗っている時間は往復30分、それを1年間ずっと積み上げてきたようです。

 

何周やったのかわかりませんが、「完璧に頭に入った」と言いだした頃から、英語に対して自信が持てるようになったようです。

推察しながら解いていた英語の問題が、推察しないでも意味がわかるようになってきたと感じたそうです。

 

日常の中で、わからない単語あったりすると私はすぐ子どもに「これどういう意味?」と聞いてしまうのですが、そういえば、前は「知らない」と無下に言われることも多かったのですが、最近はそれはこういう意味だよとすぐ答えが返ってきます。

子どもの単語力が上がったかも、というのは私も少し思っていました。

 

国語は問題との相性が大きいし、数学はちょっとしたミスで足元をすくわれて崩れます。上手くハマれば良いけど、外す時は大外し、勝負をかけるには怖い科目です。

それに対して、英語は裏切らない科目だと思います。

実力がついてくれば大きく外すことはない科目です。

英語に安定感が出てくれると、だいぶ気持ちが楽になります。

 

そういえば2年生の夏休み前に、英語の先生から「〇〇(文法書)が終わってない人は、過去問に手をだしたら駄目だよ」と言われていたそうです。

ちゃんと仕上げからじゃないと、英語は過去問だけいくらやっても力なんてつかないし意味がない、英語はそうものじゃないよと釘をさされたようです。

去年の夏は、そろそろ過去問とかやった方がいいのかしら?と思ってたのですが、まさにその時期ぴったりに言われたので、先生やっぱりわかってるんだなと思いました。

文法や単語が仕上がってないけど、高2の夏休みだから過去問やってみようかなと考え出す頃だろうって、でも早いぞ!って。

 

その先生にこの夏言われたのは、夏休みの時間がある時に色々なことを想定して受験する学校を考えておくこと、併願する予定の大学の過去問を1年分だけでいいから解いておいた方がいいよと。

国立第一志望の場合、秋以降は第一志望の国立対策に追われるし、晩秋から共通テスト対策をやって、共通テストの後はまた二次対策に戻るから、秋以降は時間もないし色々なことを考える精神的な余裕もなくなるよと言われました。

 

確かにそうかもと思いました。

併願の過去問いつやろうか?とか、何年分やったらいいのか?なんて直前に悩まなくてもいいように、この夏に過去問を1年分やってみて方針を決めればいいのだなと。

今のところ国立の後期の大学の過去問は1年分終わらせています。それをやったおかげでどの科目を選択するかは心が決まったみたいです。

私立の方は、次の模試が終わったらやると言ってます。

とりあえず、ネットで過去問をみつけて印刷もしていて、いつでも解ける準備はしたようです。

問題を解いてから赤本を買うかどうか決めると言ってます。

 

塾や予備校には行ってないけど、学校の方でそれぞれの時期に必要な事を伝えてくれるのでありがたいです。

 

 

高2の最後から高3の春ぐらいまでは、どうにもエンジンかからずに苦しんでいるようにみえていたのは、今やっている勉強が結果につながる勉強なのか?それがわからなかったからだったのかなと今になって思います。

 

最近の子どもの様子をみていると、とても心が上向いている気がします。

暗いトンネルの中でどっちに向かって歩いているのかわからなかったのが、進む方向がやっとみえてきたようです。

 

やらないといけない(やった方がいいと言われてる)問題集や参考書が手元にあるのに、「何をやったらいいのかわからない」という発言をよくしていました。

それをやることが正しいのかどうか確信がもてなかったのか?

納得しないとできないという性格は、子どものやっかないなところでもあるのですが。

逆に言えば、自分が納得すると動き出せる。

 

今は、自分のやっていることに意味をみつけてるので、とても気分よく勉強しているようにみえます。

やるべき事が多くて、時間が足りないと騒いでますが。

 

勉強するか?しないのか?半信半疑でスタートした夏休みでしたが、今の様子だと大丈夫な気がしています。

あとは、体調を崩さないように。

健康管理は、お母さんが厳しく指導していこうと思ってます。

とりあえず、この夏は一日三食、毎食野菜のおかずをたくさん並べてご飯を食べさせております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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